
今回の会議参加者
いかあくま | ピョン2号 |
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考察者 | 初心者 |


・僕街ガチ考察②「”ひぐらしのなく頃に”との類似性」
・僕街ガチ考察③「元ネタとなった事件との類似性」
・僕街ガチ考察④「警察が無能すぎる件について」
・僕街ガチ考察⑤「アニメは1クールで完結させられる?」
・僕街ガチ考察⑥「アニメ版で省かれるエピソードを予想」
・僕街ガチ考察⑦「悟とアイリの関係は恋愛?」
・僕街ガチ考察⑧「西園議員の軌跡」
・僕街ガチ考察⑨「真犯人の犯行手順まとめ」
・僕街ガチ考察⑩「サブタイトルに込められた謎」





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目次
僕だけがいない街(僕街)のネタバレなし解説&考察記事まとめ


・僕街1「リバイバル能力と発動条件」
・僕街2「推理開始!1988年の状況と雛月」
・僕街3「八代先生とユウキさんと雛月母」
・僕街4「雛月事件の容疑者を整理」
・僕街5「アイリと雛月と八代の関係」
・僕街6「犯人がアイリを狙った理由とは?」
・僕街7「ケンヤは何者?」
・僕街8「真犯人は誰だ!」
・僕街9「八代の車の中の飴」
・僕街10「真犯人の疑わしかった点」
・僕街11「タイトルの意味」
・僕街12「総評」
・僕街の放送日時とクール数情報
原作との違い一覧
い:9話時点での原作との違いをざっくりまとめるとこんな感じ。
・ユウキさんの出番がやや減っている。
・全体的にヒロミの扱いが薄い
・アイリの「夢」についての伏線が増えたり減ったり ※部屋の本棚の書籍とか
・澤田さんが悟母について語る部分がカットされる
・アイリが悟母サツ害の共犯だと疑われる描写がカットされる
・ユウキさんの家の本棚の書籍が改変
・アッコねえちゃんの話がカットされる。
・八代先生が「雛月が祖父に引き取られた」と説明していたところが「祖母に引き取られた」に変更
・八代先生に対して生徒の発言「六年生になると担任が変わるってほんと?」がカット
・「先生いつも言ってるでしょ、こういう時ほど普段通り落ち着いてって」がカット
・「何事も全力だとか言っちまったからな」がモノローグではなく悟へのセリフに。
・ケンヤの父が弁護する事件についてカット
ピ:ふむふむ。まぁ1クールで真犯人到達まで行かないといけないから、多少のカットはやむなしかなぁと思うけど。
い:伏線としてはアイリ関係がやや増えた感じ。
ヒロミの出番が激減。ユウキさんの描写もやや減っている。
ピ:んー、まぁ重要でない伏線のカットはいいんだけどさ……
悟と母の思い出とか、澤田さんからの話がカットされるのは寂しいね……
い:あとはアニメ放送時間内に収めるためのカットだったり、NYシーンの追加だったりって感じ。
ピ:うーん、最初から2クールにしてたら結構水増しが必要だったかもね。
い:僕もそう思うよ。でも一本道ミステリーの水増しって結構大変なんだよね。
真犯人に繋がるような伏線を盛り込んじゃいけないし、かといって横道にそれすぎるのも良くない。
ピ:真犯人候補になっちゃうからキャラも安易に増やせないしねぇ……
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アニメの絶妙な「次回への引き」について
い:ちなみにさ、アニメで省略された部分をすべて盛り込んじゃうと、次回へのいい「引き」ができなくなったと思うんだよね。
「アイリは助かるんだろうか」とか「悟は再上映(リバイバル)できたんだろうか」とか「雛月は廃バスでどうなっちゃうのか」とかね。
ピ:確かに、毎回いいところで終わらせてたと思うよ。
そして「引き」ではないけど、「クリスマスツリー」なんて綺麗な終わらせ方だったよね!
い:この綺麗な終わらせ方や引きのために、多少の改変や省略は仕方なかったかなと思う。
ピ:んー、でも個人的には8話から9話の引きはイマイチだったと思う。
あそこはもっと余計なエピソードを盛り込んででも、「悟、説明して」から雛月事件解決までを一話でやって欲しかった。
い:そうだね。雛月事件解決で話が終われば綺麗な終わらせ方になったと思う。
まぁでも、廃バスで雛月がおびえるところで終了するのもそんなに悪くはなかった。
ピ:あれは確かに初見の人はドキドキするよね!
い:実際にたかしくんもあの人影は悟母なんじゃないかとか推理してたし、あれはあれで盛り上がったと思うよ!
悟母と悟の関係について
ピ:悟母の存在感は半端ないね。声優さんの演技もあいまって、とっても素敵。
い:そうだね。
ただ、悟母と悟の関係は、再上映(リバイバル)前の歴史においてはそれほど良好じゃなかった。
これは澤田さんが説明したとおりなんだけどさ、悟母は悟をサバイバーズ・ギルトから救うためになりふり構わなかったというのは非常に重要な伏線だったと思うよ。
ピ:サバイバーズ・ギルトって?
い:大量にタヒ者が出るような事件において、生存者が罪の意識を感じること。
「自分だけが生き残ってしまった」という罪の意識は、被害者の心にいつまでも残り続けてしまう。
ピ:なるほど……
い:しかも悟はおそらく当時から再上映(リバイバル)能力を持っていたらしく、「僕なら救えた」や「ユウキさんは犯人じゃない!」とずっと母に対して言い続けてきたんだろう。そんな悟を母はどうしても救いたかった。
ピ:具体的にはどういう事をしたの?
い:悟との時間を多く取った。
そして、事件を忘れさせようとした。具体的には雛月やヒロミの事を記憶から消そうとした。
実際にこのことでヒロミの母とも対立していて、悟母は「自分は間違ってる」とも言っていた。
ピ:澤田さんの言うとおり、「なりふり構わなかった」ってことだよね……
い:そうだね。そしてそれは結果的に悟を救う事になったんだろう。
実際に悟は2006年時点でこの事件のことを忘れていたしね。
ピ:んー、それで悟は救われたんだろうか……
い:それについては置いておくけど、少なくともそれで悟と母の信頼関係は崩れたと思う。
「お母さんは僕の事を信じてくれない」という意識は悟の中にあったと思うよ。
一話の時点で悟が母のことを邪険に思っているかのような発言や行動があるけど、これはその時に信頼を失っていたからだと思ってる。
ピ:悲しいね……
い:悲しいけど、だからこそ澤田さんの発言で悟がそれを知るシーンをカットして欲しくなかった。
物語の後半では悟母は超重要人物になるんだけど、その時の悟と母の関係とはまったく違う歴史があったという事を描いて欲しかった。
ピ:うーん……劇場版でシーン追加あるかな?
い:難しいと思う。劇場版では最初に今までのあらすじのおさらいをすると思うけど、その時に追加シーンを入れるのは無理だと思う。
ピ:なるほど……
い:まぁそのあたりは実はカットしても物語に影響はでないから仕方ないといえば仕方ない。
雛月の祖父?
い:実は雛月の祖母は、「母親だけで子育てする苦労は私にもわかる」と言っているから、雛月の祖父はいないはずだよね。
にもかかわらず八代先生は「雛月は祖父に引き取られた」というような言い方をしていた。
これって実はかなり具体的な伏線だったと思ってる。
ピ:んー、まぁ「PTAがそう決めた」と言ってるシーンもあるので、八代先生の嘘とは断言できないけど……
い:それでも八代先生を疑う根拠にはなりえたと思う。
このシーンを安易に改変してしまったのは残念。
ピ:そういえば、八代先生が犯人であると疑うに足る根拠って、原作中にそんなにないよね。
い:そうなんだよね。個人的にはここが最大のヒントだったと思ってるし、雛月祖母にあのセリフを言わせたのも作者の意図だったと思うよ。
ピ:うーん、これは確かに残念だね……
ケンヤの父の弁護する事件は?
い:このエピソードは後々に重要な意味を持ってくるんだけど、カットだったね。
ピ:うーん、もったいないな。。。どこかで語られるのかな?
い:どうだろうね。もし劇場版をやらないなら、もう犯人逮捕でおしまいになっちゃうのかもしれない。
ピ:それはとても悲しいことだよ……
祝!本編終了!外伝も始まるよ!
い:今月号のヤングエースで、無事に原作が終了したんだけど、どうやら7月号から外伝が始まるとのこと。
ピ:えー!そうなの!?
い:やったね!ちなみに小説版で真犯人の弁護の話が始まるんだってさ!
ピ:おう……まだまだ終わらないね!僕街シリーズ
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閉会式






・僕街ガチ考察①「現代視点での犯人考察」
・僕街ガチ考察②「”ひぐらしのなく頃に”との類似性」
・僕街ガチ考察③「元ネタとなった事件との類似性」
・僕街ガチ考察④「本当に1クールでアニメを完結させられるのか」
・僕街ガチ考察⑤「警察が無能すぎる件について」
・僕街ガチ考察⑥「アニメ版で省かれるエピソードを予想」
・僕街ガチ考察⑦「悟とアイリの関係は恋愛?」
・僕街ガチ考察⑧「事件の時効と西園議員の軌跡」
・僕街ガチ考察⑨「真犯人の犯行手順まとめ」
・僕街ガチ考察⑩「サブタイトルに込められた謎」
・僕街ガチ考察⑪「アニメと原作の違いまとめ」
僕街ガチ考察⑫「原作8巻ネタバレとアニメ版との比較」
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