僕だけがいない街をガチ考察②!「ひぐらしのなく頃に」との類似性

僕だけがいない街 考察12
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今回の会議参加者

いかあくま ピョン2号
いかあくま通常 ピョン2号通常
考察者 初心者

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さて、僕だけがいない街の第2回ガチ考察、はじめるよー
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第1回を読んでない方は、こちらからどうぞ僕街ガチ考察①「現代視点での犯人考察」
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この記事では、真犯人がわかる直前までのネタバレがあるので、そこまで見てない方は気を付けてください。
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お、今回は「ひぐらしの鳴く頃に」が関係あるの?
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君が隣にいることにまだ慣れないよ!
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まぁ短い期間だからね。次もあるんでしょ?ヨロシクヨロシク!
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それじゃ今回もいってみようか。

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僕だけがいない街(僕街)のネタバレなし解説&考察記事まとめ

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ネタバレなしの解説と考察(アニメ)を楽しみたい方は、こちらをどうぞ。
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僕が推理していくよ!

「僕だけがいない街」のキャラ名

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ネタバレに入る前に、まずはキャラをわかるようにしとこうか。
名前 呼び方 特徴
藤沼 悟 副業漫画家でリバイバル能力者
藤沼 佐知子 母さん 悟の母。
白鳥 潤 ユウキさん 犯人として逮捕された青年
片桐 愛梨 アイリ 高校生で悟のバイト仲間
雛月 加代 ヒナ月 or 加代 最初の被害者
小林 賢也 ケンヤ 観察力が高いアジト仲間
オサム ドラクエ好きのアジト仲間
カズ カズ シューティング好きのアジト仲間
杉田 広美 ヒロミ 三人目の被害者。中性的な男子でFF好き
美里 美里 雛月を陥れようとする意地悪女子
中西彩 中西彩 二人目の被害者。隣の小学校の生徒
八代 学 八代先生 悟のクラスの担任教師
高橋店長 店長 ピザ屋の店長
北丸久美 久美ちゃん 悟のリハビリ仲間
澤田 真 澤田さん 佐知子の元同僚でジャーナリスト

※以降、「ひぐらしのなく頃に」「僕だけがいない街」の両方にネタバレしまくりにつき要注意!

「ひぐらしのなく頃に」ってどんな話だっけ?

:懐かしい話題だね。同人ゲームとして2002年にスタートした「ひぐらしのなく頃に」。
現在はアニメ化やリメイクゲーム化や八゜チなんかにもなってたりするね。

:舞台は1983年(昭和58年)、架空の村である「雛見沢村」で起こる連続怪タヒ事件の犯人を追う話。
昭和感たっぷりの雰囲気や、なかなか解けない謎、そして個性豊かな登場人物の団結が魅力的な話だ。

:僕も大好きだよ!最後のオチについてはいろいろ意見があるだろうけど、謎解きに参加できたのでとても楽しかった!

:さらに解答編終盤では、シナリオの根幹が「ループもの」である事が判る。

:でもさ、舞台が昭和末期でループものってだけで、なんで「僕だけがいない街」と関係あるの?

:それはあとで考察するけど、簡単に言うと明らかに読者が「ひぐらしのなく頃に」を知っていることによってミスリードされる点があるから

:どんなミスリードなんだろう……

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共通点1:「昭和末期という時代背景の類似点」

:実は、昭和末期(=1983年~1988年)というのはあらゆる生活文化の分岐点だったと思うんだ。
特に重要なのは、携帯電話が全く普及しておらず、特に地方では絶望的だったということ。
それともうひとつはネットによる調べものが不可能である点だね。

:確かに、「ひぐらしのなく頃に」の舞台背景は携帯電話を使えない時代であることが重要だったと作者も言ってるしね。

:「僕だけがいない街」でも被害者が携帯電話を持っていたら成り立たないものがある。
実際に作中でも2006年の悟は携帯電話のGPSで居場所を特定されてしまったしね。

:ふむふむ

:そして昭和時代の警察捜査では、「~~に詳しい人物」という犯人像がよく出てくる。
例えば三億円事件の犯人像として、「ラジオ雑誌を講読しており、理系に詳しい」とか「バイク改造に詳しくない」とかそういうものが出てくる。
当時の警察は、現場に残された雑誌の切り抜きとかからそう判断したようだ。
そういう情報を元に刑事が一件一件の現場聞き込みをしたりする。こうやって犯人像にあたりをつけて捜査するのが普通だったみたいだよ。
これは当時、調べ物には図書館か専門雑誌を利用するしかなかったからだね。
つまり、「容疑者の自宅の本棚」が捜査でもっとも重要な手がかりだとされていたわけだ。
これは現在においては全く通用しない捜査だって事はわかるよね?

:そうだね。ネットが普及してれば、大抵の事は調べられるだろうし、専門知識も嗜好書籍もデータ化されてるケースが多いもんね。

:代わりに2010年代では容疑者のスマートフォンやPCが重要視されるけど、本棚と違ってデータは処分が容易だからちょっと事情が違う。
2000年代ならネットへのアクセスポイントから犯人を見つけることが出来たかもしれないけど、wifiが普及した2010年代ではそれも難しくなったね。

:じゃあ、「僕だけがいない街」は昭和じゃないと成り立たない物語ってこと?

:少なくともユウキさんを疑う根拠として本棚の書籍を用いることは難しいだろうね。
雛月はともかく、ヒロミは家にファミコンがあって、ゲームも買ってもらえるような家なんだし、たぶん現代なら携帯電話を持ち歩いていたと思う。
そしてこれも別の考察に回すけど、「1988年前後」っていうのは児童に対する防犯意識に大きな隔たりが産まれた重要な年でもある。

:ああ……その事件に触れていくのか……

:年代的にも一致するし、ユウキさんの事件が「昭和最後のシリアノレキラ一」といわれていることから、あの事件が起こらなかった可能性もあるしね。

共通点2:「ループものであるという共通点」

:「ひぐらしのなく頃に」はタイムループもので間違いないと思うんだけど、「僕だけがいない街」もループでいいのかな?

:これは個人的な定義だけど、下記の場合はループものと言っていいと思う。
 

定義1:主観者は受動的にループを経験済みで、ループ状態を自覚している

 →この定義が破られる場合、主観者は登場世界を俯瞰的に眺める「バーチャル世界の管理者」になる。

定義2:主観者は過去あるいは未来を変えるために過去の事件に介入しようとする

 →この定義が破られる場合、主観者は過去を知ろうとする「探偵」あるいは「成熟拒否者」である。

定義3:主観者は自らが生きた時代を二度以上経験するが、最初のループでは事件を止めることが出来ない

 →この定義が破られた場合、主観者は「タイムスリッパー」となる。

定義4:主観者はループ世界である事を隠しながら、現地時間での協力者を募らなければ事件を解決することができない

 →この定義が破られた場合、物語は「つまらない」ものとなる。

:こんな感じ。
 
:なるほどww

:タイムループものの王道なんだけど、「主観者一人だけでは過去を変えることが出来ないので、仲間に協力を求めないといけない」という点が特に重要だね。

:「ひぐらしのなく頃に」では部活メンバーと地域住民と羽入。「僕だけがいない街」ではクラスメートや母親、先生だね。

:そうそう。つまりループ世界である事を隠しつつ、協力者を募っているところが共通点だね。

共通点3:「近親者による児童ギャク待」

:「ひぐらしのなく頃に」において北条沙都子が叔父からギャク待を受けていて、「僕だけがいない街」では雛月が実母からギャク待を受けていたね。

:どちらも被ギャク待児童はSOSを発信しながらも、ギャク待者を庇ってしまうため、なかなかギャク待事件が解決しない。
これは作中でも「よくある事だが」と言及されている通りだ。
保護者が子供を疎ましく思っていてネグレクト状態だから、犯罪にも巻き込まれやすい。

:本当に腹立たしいんだよな……沙都子の叔父。雛月母もそうだけども。

:被ギャク待児童を救うために、主人公が周囲の大人を巻き込んでいくフォーマットも同じだよね。
ただし、「僕だけがいない街」ではこの共通点を利用した、あるミスリードがあった。
それは、「被害児童が存在することが明確なのに、児童相談所が動いてくれない」という思い込み。
上記の事態は実際には真犯人によるでっちあげて、実際には児童相談所はすぐに動いてくれたことが判明している。

:「ひぐらしのなく頃に」を知っていればなんとなく信じちゃうもんなぁ。。。

現実の児童相談所は、きちんとギャク待家庭についての知識があるから、ちゃんと被害児童を保護してくれると思うよ。
特にどちらのケースも殴られたりやけどがあったりと、ギャク待されているのが明確なケースだからね。

:雛見沢の児童相談所が酷すぎただけなのかねぇ……

:これは担当者次第なところがあるからなんとも言えないけど、現代ではそうそう起こらないと信じたいかな・・・・・・

共通点4:「主人公は短絡的な思考でギャク待者を倒す事を諌められる」

:確かに、「ひぐらしのなく頃に」では前原圭一(K1)が北条叔父を消すことで解決しようとしたけど、この手段では幸せになれなかったね。

:そして「僕だけがいない街」でも悟は雛月母を手製スタンガンで消そうとしたけど、これはケンヤに止められた。
ギャク待事件は正しい手続きで解決しなければいけない、というテーマが同じだったと思うよ。

:なるほど……解決方法は全く違ったけど、そのあたりは全く同じだね。

:「僕だけがいない街」での解決方法のほうが僕好みだけどね。

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閉会式

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今回はここまで。
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「ひぐらしのなく頃に」を久しぶりに思い出せてよかったわ!
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ちなみに、小ネタにすぎないんだけどもうひとつ。「ひぐらしのなく頃に」とはもうひとつ共通点があるんだけど判る?
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うーんなんだろう。。。「ひぐらしのなく頃に」は圭一が中学生なのか高校生なのかわからないから年齢じゃないだろうし……
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沙都子を救おうとしてギャク待者を消そうとしたもう一人の人物、誰だっけ?
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北条悟史…… あっ!?
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コメント

    • 匿名
    • 2016年 1月 15日

    やっぱひぐらしリスペクトなのか

    • 匿名
    • 2016年 1月 22日

    >被害児童が存在することが明確なのに、児童相談所が動いてくれない
    >雛見沢の児童相談所が酷すぎただけなのかねぇ……

    アニメしか見てないのかな?
    ひぐらし原作はちゃんと仕事してるよ
    役所は北条宅に電話をかけて様子を見たりしてる(そのおかげで皆ゴ口し編では身体的なギャク待はされてない)
    役所としても他に案件を抱えているのに
    サトコだけ早急に保護ってわけにはいかんでしょ

    • アニゴエBOSS
      • アニゴエBOSS
      • 2016年 1月 23日

      コメントありがとうございます。
      原作もやったはずなのですが、十年近く前のことなのでイマイチ記憶があいまいかもしれません。
      アニメ版ということでご容赦いただければと思います。(いかあくま)

    • 匿名
    • 2016年 3月 25日

    アニメ版最終回見終わったのでこちらを読ませていただきました。原作は読んでないですmm

    沙都子の件に関しては一応「沙都子が以前に虚偽の通報をした事がある」というのが動かない原因になっている事になっていますね。一回だったか複数回あったかはちょっと忘れてしまいましたが。しかし結果的に児童相談所が動いてくれていなかった、という事実はひぐらしファンには残ってると思うのでこの記事の内容のような解釈も十分にアリだと思います。

    楽しく読ませていただきました。

    • アニゴエBOSS
      • アニゴエBOSS
      • 2016年 3月 26日

      コメントありがとうございます!
      そうですね。確かに「ひぐらし」の原作では児童相談所は割りとまともな対応をしていたのかもしれません。
      アニメ版の担当者の描写が酷すぎたがために記憶に残っているのかも・・・・・・(いかあくま)

    • 匿名
    • 2016年 3月 27日

    初めまして。児童ギャク待について、まずギャク待という概念自体、日本に紹介されたのが1983年に出版されたアリス・ミラーの魂のサツ人が初見のはずなので、80年代に児童相談所が動いたのか?というのが疑問なんですよね。
    アニメだけを見てますが、その部分だけはモヤモヤしてます。法律自体が平成12年制定なのでやはり80年代に子供をギャク待を理由に保護するのは難しいんじゃないですかね?それ以前の児童ギャク待防止法は戦後廃止ですし、まーあんまりリアルにすると物語として成立しないのでファンタジーとして見るしかないですが。

    • アニゴエBOSS
      • アニゴエBOSS
      • 2016年 3月 28日

      コメントありがとうございます!
      児童相談所そのものは戦後すぐに出来ており、かつ通報も受け付けていたため、決してレアなケースではなかったと考えております。
      ただし、法的根拠が今よりも薄弱だったことは事実だと思います。
      ある意味、ひぐらしはリアルだったのかもしれません。
      人権と親権の兼ね合いもありますので、非常に難しいところですが、僕街ではそのあたりの社会問題に切り込む類のストーリーではないため、この辺りはファンタジーでもよいのかなと思います。(いかあくま)

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