
今回の会議参加者
ピョン2号 | たかし |
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考察者 | 初心者 |






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乱歩奇譚のキャラ名復習

名前 | 呼び方 | 特徴 |
---|---|---|
コバヤシ | コバヤシ少年 | 13歳の主人公 |
アケチ | アケチ探偵 | 17歳の天才高校生探偵 |
ハシバ | ハシバ生徒会長 | 14歳の財閥御曹司 |
影男 | 影男 | 年齢不詳の怪盗 |
ナカムラ | ナカムラ警部 | 38歳の刑事 |
黒蜥蜴 | 黒蜥蜴 | 31歳の女盗賊 |
ナミコシ | ナミコシ | 17歳の天才数学者 |




乱歩奇譚第11話のあらすじ
内部の検視官が犯人の内通者であったことを嘆くナカムラ警部と、「てへ?」とミナミ検視官
↓
弟のタヒも自分のタヒも無駄でなくなるとミナミ検視官
↓
少年Aことナミコシとコバヤシ少年がハシバコーポレーション時計塔に現れる
↓
社会の不満を爆発させる二十面相現象。5分ずつ時計塔から飛び降りる少年少女
↓
力のないものの最後の抵抗、タヒを持ってやっと自分に意味を与えようというのかしら?馬鹿ね、と黒蜥蜴
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私立探偵のアケチくんだけは歓迎するよ、とナミコシ
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こんな狂った計画を止めてやるよ、とアケチ探偵
↓
あなた、名探偵のくせに馬鹿で馬鹿で最高にかわいいわあなた、と黒蜥蜴
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アケチ探偵を止めようとするマスコミ。あなたに取材を拒否する権利はないとレポーター
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一人ひとり飛び降りる少年少女。社会不安が最大限に達する
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最初の二十面相は僕だ、だけど自分自身でも本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない。魂を持つ誰もがうつし世を変える狂人になれるとアケチ探偵
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そいつは残像だ、とアケチ探偵の偽者。これは貸しにしておこうと言うのは、もちろん影男。
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無免許バイクで迎えにくるハシバ生徒会長。これで僕も前科持ちですとハシバ生徒会長。
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二十面相シンパによるバリケード。
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黒蜥蜴の奴隷二人がバリケードを突破。あの人本当は怖い人なんですね、とハシバ生徒会長。知っているというアケチ探偵。
↓
コバヤシ少年とナミコシのどちらかしか救えないが、コバヤシは責任を持って自分が助けるとアケチ探偵。
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コバヤシはタヒなせませんから!とハシバ生徒会長
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私たちは幸せじゃなかったけど復讐はできた。それじゃあ弟のところにいくね!とミナミ検視官
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ぼくたちのタヒを持って数式が立証される。人々の心に暗黒星という傷跡を残すとナミコシ
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怖いけどそれ以上に楽しいです、とコバヤシ少年
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最も効果的に自分の命を使える機会があるならそうするべきかな、とコバヤシ少年。目を覚ませとアケチ探偵
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アケチくんは僕を見捨てても、コバヤシ少年を見捨ててもバッシングをうける、とナミコシ
↓
二人が同時に落ちるが、アケチ探偵が救ったのはナミコシ。これでいいんだ、二人は仲直りできる。僕にしてはなかなかいい考えだったんじゃないかなとコバヤシ少年。
↓
ハシバ生徒会長がコバヤシ少年を助ける。
↓
予測されていた解は壊れた、とアケチ探偵。うれしいな、とナミコシ。
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もっと君に認められないと嫌われてしまう、これで僕と君の暗黒星は完成だよ、さようなら、でもありがとうとナミコシ。
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自分はコバヤシに助けられていた、だから自分も助けた、とハシバ生徒会長。
↓
二十面相事件はその後も世間を騒がし続けて、ある程度はナミコシの思った通りになったことが判明。
↓
ナミコシのタヒ体は見つからないが、これでやっと眠れるとアケチ探偵。
↓
別にこんな世界、希望なんてないけど、生きていかなくてもいいかな、と思っていたけど、でも今は少しだけ楽しくなってきた気がする、とコバヤシ少年
↓
完
原作「白昼夢」との比較
原作「白昼夢」
・主人公が街を歩いていると、ひとりの男が演説をしている。
・「おい、諸君、わしは浮気な妻をコ口して、五つに切断した。首は瓶詰にして店頭に置いてある!」
・野次馬は笑ってみているが、私が瓶を見ているとまさに本物の人間の首が。
・職業的興味を感じたパトロール中の警官も笑って取り合わない。
・「それは、白昼の悪夢であったか、それとも現実の出来事であったか」で終了
た:原作が短いなぁ
ピ:原作が数ページしかないからね。
た:そんな話もあるのか!
ピ:まぁ今回もまったく関係ないからこんなもんかな。
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最終話の考察
ナミコシが目指したものは?
た:結局彼は何がしたかったんだろう?
数式ももっと別の使い方があったと思うんだけど。
ピ:「100発100中の占い」みたいなもんだからね。
災害予知、行方不明者の捜索、事故の予見、不法行為の早期発見、資源の発見に、人材発掘、
どんな事にも使えそうだけど、彼が選んだのは「社会不安の増大を意図的に行い、不法行為を断罪する」だったのは不幸だね。
あそこまで民衆を煽れるなら選挙にでも出ればいいとは思うけど。
た:17歳じゃ立候補は無理だけどね。
ピ:まぁ結局、彼が望んだのはアケチ探偵との繋がりだから仕方ないのかもね。
た:うーん、それを言っちゃうと、考察もへったくれもないねぇ。
乱歩奇譚とはなんだったのか?
ピ:乱歩奇譚の後半は、正直なところ乱歩要素が薄かったと思う。
前回のコメントでいただいた「また逢おう、アケチくん!」や今回の「だけど自分自身でも本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない」とか、江戸川乱歩ネタが少しちりばめられているだけで、あとはあんまり関係ないね。
江戸川乱歩が運命論者だったという話は聞いた事ないし、彼の人生を見る限りあんまり運命的な何かに縁がある感じもしないからね。
た:乱歩奇譚はつまんなかったってこと?
ピ:いや、そこまでは言わない。
1~7話ぐらいまでの雰囲気は神掛かっていたと思うし、ワタヌキをめった刺しにしながらEDに入るシーンは今期最高の終わり方だったとすら思う。
た:後半はイマイチだったってことだね。
ピ:まぁそのあたりは個人の感想次第じゃないかな?
た:最終話なのに考察記事がすぐ終わっちゃうよw
ピ:うん、今回遅くなった理由の一つでもあるんだけど、せっかくの最終話だし、ちょっと視聴者の領分を越えてみようかと思う。
た:なんだそれw
ピ:っと、その前に先週分コメントの回答二十面相のコーナーをやっちゃおう。
た:コメ返しサボったくせに偉そうにw
ピ:(´・ω・`)コメ返しサボってごめんなちゃい。
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回答二十面相のコーナー
匿名さん
ナミコシがされるがままになっていた理由は割とたくさん考えられます。
・記事で言われていたようにアケチと離れたくない。
・親や教師があれだからそもそも大人が頼りになると思っていない。
・児相などの存在を良く知らなかった(幼い頃から勉強ばかりやらされていたのなら世情には疎いんじゃないかと)
・自分という存在は、アケチ以外からは無視されるか暴力を加えられるのが当たり前(=どこへ行っても同じという意味も含めて)という認識があった。↑の理由から「コ口すしかない」となったんじゃないかと。
2、4番目辺りはいじめやギャク待を受けている子供には良くある感情だと思います。
ピ:匿名さんコメントありがとうございます!
「イジメ」は難しい話題なので、コメントが荒れる事もちょっと予想していたんですが、
そんなことがなくて安心しました。
た:コメントの民度が高いね!
ピ:コメ返しは前回のコメントにしておりますのでご参照ください!
今後、別アニメの考察でもコメントをいただければ幸いにございます!
たちばなさん
いつも楽しく拝啓しています。
ナミコシ少年の過去が今回のメインですが、きついですね。
私はナミコシが闇落ちしたのも、アケチが助けられなかったのも、作中でナミコシがいっているように中学生でしかなかったからだと思います。
思春期ということもあってか、ナミコシもアケチも周りの人間は木偶の坊か悪意の塊にしか見えない。大人を凌駕する知能をもっていても、周りをしたたかに利用できない、直情的に行動する等精神的に未熟だったり。来週はおそらく最終回ですが、アニメとこちらの記事を楽しみに待っています。
ピ:たちばなさんコメントありがとうございました!
そうですね、今回の作品のテーマの一つに、子供がいかに無力であるか、というところは確かにあったと思います。
原作では車の運転に銃の携帯、怪人二十面相の逮捕など、さまざまな点で大人顔負けの能力や行動を見せた小林少年ですが、
今作ではそういった点がほとんどなく、少年としての無力が目立ったと思います。
これはアケチ探偵やハシバ生徒会長やナミコシも同じですが、
作品的には「宮付きの探偵」という部分をイマイチ活かしきれなかったかな、とも思いました。
今後、別アニメの考察でもコメントをいただければ幸いにございます!
ナカヤマさん
ややこちらも恐るべき錯誤と書いてましたすみません。
変身願望は読んだ事が無いので一度読んでみたいですね。小説に比べると評論はなかなか探し辛いです
今回はほぼ二十面相ことナミコシの回想で終わりましたが、展開としては乱歩奇譚という物語全体の解決編と言った感じでした
少年探偵シリーズではここから大団円に向けての活劇が始まるのですが、乱歩奇譚の最終回もそうであってほしいと願います乱歩的な要素を探すと言えば、今回はまずナミコシが逃げる時の「また会おう明智君」ですね
この言葉は聞けて嬉しかったです。ナミコシ君案外ノリがいい
後は、おそらく最終戦の舞台となるであろうナミコシのアジトが時計台だった事です
これからナミコシとコバヤシの自害が始まるようですが、ただ単に飛び降りるのではなく「幽霊塔」や「蜘蛛男」のようにあの大きな長針と短針を使った断頭台を仕掛けるんじゃないかと少しだけ期待してます(ルパンの映画、カリオストロの城の伯爵の最期のような)
なんにせよ、パノラマ島でハシバが用意したヘリがコバヤシ君救出の伏線となりそうですね暗黒星の感性になぜコバヤシ君の命が必要なのかはまだ不明ですが、アップデート前の数式をアケチが解いたのもコバヤシ君の助言があってこそなので、そこに関係があるかもしれませんね
暗黒星を操作できるのはナミコシとコバヤシ君だけで、彼ら二人がこの世からいなくなることで暗黒性の作る連鎖を誰も止められなくなる、と予想してみます
最終回なのでそろそろ当たってほしいと思いますあと、弟にナミコシのメイクを施すミナミ検視官の横顔がとても美しかったです
この後の展開からして最期を看取るような悲しいシーンですが、弟のあどけなさもあってどこか微笑ましくもありました
前回の話で、ミナミの目標はムナカタ一人であるにもかかわらず異物混入による大量サツ人を目論んだのも、とっととタヒ刑になって弟に会いたいと思ったからかもしれませんね
ピ:最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
正直なところ、乱歩知識ではナカヤマさんに最後までフォローされっぱなしで本当に助かりました!
「また会おう明智君」は怪人二十面相が逃げるときのお約束シーンですね!
ぜんぜん気付かなかったのでフォローありがとうございました!
3話以降、ついぞ我々の推理が当たることはありませんでしたが、それでもナカヤマさんの推理には毎度よく考えられてるなぁ、と関心していました。
それと黒蜥蜴やミナミ検視官の萌えシーンについてのコメントもありがとうございます!
今回、ミナミ検視官が可愛いなと思いました!
今後、別アニメの考察でもコメントをいただければ幸いにございます!
た:ぼくの事もたびたび話題にしてくれてありがとうございました!

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。この記事を気に入って下さったのであればSNSで広めてくださると嬉しいです。
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コメント
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こんばんは。
番組が終了して、一月以上になりますね。
実現は難しいのかもしれませんが、続編を作るとしたら、ナミコシとミナミを再登場させてほしいです。
他のレギュラーキャラたちも。
ナミコシが再登場するとしたら、最終回でコバヤシが望んだアケチとの和解は無理でしょうね。
20面相はアケチのライヴァルですから。
それにしても、原作やドラマでは警部だった浪越が20面相として登場とは意外でした。
コメントありがとうございます!
原作(?)的にはまだまだストックがあるので、円盤売り上げに期待したいところですね。
カガミ警視が二十面相として復活するとかもありえそうですね。
ただ、ミナミ検視官は……
個人的には、乱歩奇譚だけでなく、芥川奇譚とか漱石奇譚みたいに著作権の切れた作品のリメイク(?)も見てみたいですね。クロスオーバーとかでコバヤシ君をみてみたいです!(いかあくま)