
今回の会議参加者
ピョン1号 | たかし |
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調査員 | 初心者 |








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血界戦線の第11話を解説&考察&今後の予想
概要
第11話では、ブラックとホワイトの過去が明かされていきました。大崩落の日、二人に何が起きたのか、、はまだ謎ですが、二人が兄弟としてどのように育ってきたのかがよくわかる回でした。そして遂に、絶望王が結界に手をかけます。ヘルサレムズロット(HL)はこれからどうなっていくのか、レオは無事なのか、ブラックとホワイトのこれからはどうなっていくのか、最終回に向けて見所の多い話でした。
術師と超能力
超能力を持って生まれ、世のため人のためにそれを使うのが術師。
ブラックとホワイトの両親が術師の家系に生まれて、その子どものブラックも超能力を使えるので、超能力は遺伝するのものようだ。
また、超能力は万能ではなく、使えば疲れるし、無理をすると寿命が縮んでしまうもの。
第10話でテレポートの能力を使いまくるアンジェリカに長老が叱っていたのは、このことを心配していたのかな?
マクベス一家
ブラックとホワイトの両親は両方とも術師の家系の生まれで、そのサラブレットとして生まれた双子の兄弟。
けれど、ホワイトは何の力も持てず、ブラックがホワイトの分まで超能力を持って生まれた。
ホワイトの苦悩
自分が何の能力もないことを惨めに感じていたホワイト。
そんなホワイトにもブラックと同様に愛情を注ぎ続けた両親(少し親バカ気味)、ホワイトはその愛が余計に辛かったようだ。
また、自分の分まで力を持って生まれたにもかかわらず、「怖い」と言って全く力を使おうとしない兄のブラックに滞りのようなものを感じていた。
両親やブラックと比べ何の力も持たないホワイトは、
「力の有無にかかわらず、みんないつか命を落とす。ならば、生きている間に何をなせるのかを考えなければ。こんな私だからこそ、何かを、、、」
と言って、物置の中を探索していたホワイトはカメラを見つけた。
そのカメラで写真を撮りまくっていたホワイトだが、どうやら写真が好きなわけではないらしい。
なんでも、自分がこの世から消えても撮ったものは確実に残るという理由から、カメラを使い始めたんだとか。
妹思いの優しいブラック
せっかく見つけたカメラという生きがいを持って行かれてしまったホワイトのために、カメラを取り返しに行くブラック。
自分のことでは何をされても怒らないブラックだが、妹のためには立ち向かっていける優しい強さを持っている。
結果としては溺れてしまったけれど、、、
ただの弱虫なお兄さんではないようだ。
カメラよりもブラックの方が大事
自分が命を落としかけたにもかかわらず、他人ごとのように言うブラックに対して
「何よそんな他人事みたいに、ウィルなんて大きらい、いつも何にもわかってないような顔して、カメラなんてどうでもいい、写真なんて気休めよ!」
と怒り出すホワイト。
大事なブラックが命を落としてしまいそうで本当に怖かったようだ。
ブラックが力を使わなくなった理由
ある日、ホワイトの作った泥だんごが自分の物より上手にできていたことを悔しがり、能力を使って壊してしまったブラック。
それに対して、泣くこともなく新しい団子を作り出したホワイトを見て自分を恥ずかしく思った。
そんなふうに力を使ってしまった自分が怖くなり、それ以来ブラックは自分が強くなるまでは能力を使わないと決めたそうだ。
ブラックの撮った自分の写真をみて泣き出すホワイト
ブラックが「自分も写真を撮ってみたんだ」
と言って差し出した写真を見て泣き出してしまうホワイト。
ホワイトはなんで泣いたんだろうか?
超能力を持てなかった劣等感の中で見つけた写真という趣味を認めてくれた兄の優しさに感動したのかな?
それとも、写真を自分が生きていた証として撮っているというようなことを言っていたので、兄に自分の写真を撮ってもらったことで自分の存在を認めてもらえたような気がして泣いたのだろうか。
とても仲のいい兄妹
ブラックとホワイトはお互いに自分が持っていない相手の良い部分を尊敬し合えるとても仲の良い兄妹のようだ。
大崩落直後のNY
ホワイトがブラックを探して崩壊後のNYを走っているシーン。
(ちなみに、ブラックの場所にたどり着いたホワイトが握っていた銃は、NYを走っているときに倒れている人から盗っ、、お借りしたようだね。)
周りの建物は全て壊れていて人もいないのに、なぜホワイトとブラックだけここにいたのだろうか。
それに、ブラックのいた場所だけ花が咲いているのはなぜだろう。
ブラックの力やブラックの中に入っていく青い光と関係しているのかもしれない。
ブラックの言っていた「妹には何もない。」というのはホワイトが超能力を持っていないことを意味していたのだろうか。
神々の義眼確保
ついにレオの目にアリギュラの装置が着けられた。
ホワイトがあのメガネのようなものをセットする前にレオの動きが止められていたのはおそらくブラック(or 絶望王)の力だろう。
教会に一人残されたホワイトは、
「ごめんなさい、あの人のいない世界で、私、生きていられない。」
ホワイトにとってブラックはよっぽど大事な存在のようだ。
「タヒよ、おおタヒよ、限りある命、人の定めのなんと儚きことか。」
レオを連れ去りながら絶望王が語っていたセリフ
タヒよ、おおタヒよ、限りある命、人の運命のなんと儚きことか。
しかし、俺はこうも思う、タヒは生者の特権だ。
理をはずれ永久(とこしえ)に漂泊し続けることのなんと儚きことか。
タヒを忘れては生きられない。
タヒに忘れられた、俺という絶望は、せめて黄昏に道化を抱いて眠るよ。
よう、起きたか兄弟?ぼちぼち始めようぜ終わりをさ!」
・「お前の言う通りさ兄妹、どうせいつかはみんなタヒぬ。」とは?
この兄妹がホワイトのことを指すのであれば、幼少期のころにホワイトが
「みんないつかはタヒぬ。」
と言っていたシーンがあったのでそこと繋がる。
でも、このセリフの時点で絶望王はブラックの中にいないはずだから違うかもしれない。
この後で、目が覚めたレオに対しても
「よう、起きたか兄弟?」
と言っているので、レオのことを指している可能性もあるが、レオがタヒについて語っているシーンに覚えがない。
おそらく、絶望王が出てきてからも同じようなセリフをホワイトが言ったのだろう。
もしくは絶望王が「永久に漂白し続けている」というようなことを言っているので崩落以前からホワイトとブラックを知っているとも考えられるが可能性は低そうだ。
・絶望王はタヒにたがっている?
絶望王はタヒを「生者の特権」と表現していて、自分を「タヒに忘れられた俺という絶望」と言っている。
ここらへんの発言から、絶望王は絶命したがっているということが伺えるね。
また、セリフ最後の
「道化を抱いて眠るよ。」
というのは絶命できない代わりに、眠りにつくということにも取れる。
(道化というのは嘘をついたり、バカなことをしたりする人のことだから、本当は絶命できないんだけど、絶命したことにして眠っちゃおうってことと取れる。)
絶命することができず、長い間この世を彷徨い続けてきた絶望王は、自分が長い眠りに就ける場所を探しているのかもしれない。
神々の義眼の能力を奪う機械
目に機械を着けられたレオがまだ義眼を持っていることから、この機械は目そのものを奪うものではない。
絶望王がレオが神々の義眼を発動している時と同じような状態になっているので、この機械は神々の義眼の能力を奪うもののようだ。

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コメント
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道化では無く憧憬(あこがれ)を抱いて眠るでは?ここの台詞、聞き取れなくて何回かリピートしたところ、「どうけい」と発音してるように聞こえるんですよね(「どうけ」とも聞こえる)
絶命にあこがれつつ漂泊するしか無い、ととれます