おそ松さん11話を解説&考察!劣等感を与えず共感させる作り

おそ松さん11話 考察
Pocket

今回の会議参加者

いかあくま たかし
いかあくま通常 たかし通常
考察者 初心者

質問者の写真
さて、突発考察、「おそ松さん」の第11話考察、はじめるよー
質問者の写真
え!?今週なんか考察することあったっけ?
質問者の写真
いや、ぶっちゃけると、ない。
質問者の写真
じゃあ何やるの?
質問者の写真
先週に引き続き、この作品が今期にこんなに輝いているのかをメインにしようかなと。
質問者の写真
まぁとりあえずよろしく頼むよ!

スポンサーリンク

「おそ松さん」のキャラ名

質問者の写真
解説&考察に入る前に、まずはキャラ名をわかるようにしとこうか。
名前 呼び方 特徴
おそ松 おそ松兄さん 奇跡のお馬鹿
カラ松 カラ松 尾崎リスペクト中二
チョロ松 チョロ松 ドルヲタ常識人
一松 一松 マイペース皮肉屋
十四松 十四松 愛すべき体力おバカ
トド松 トド松 愛され上手末っ子

:今回のおそ松さんは典型的なギャグクリスマス回だねw
特にトト子ちゃんの話が面白かったw

:そうだね。
ギャグの解説なんてしてもつまらないからやらないけど、こういうのって共感できる人は面白いと思うよw

クリスマス松野家

:しかしひでぇなこれw

「おそ松さん」の人気考察3「非リア充層の取り込み」

非リア充って何?

リア充例

:非リア充ってどういう人のことを指す言葉?

:んー、これ、人によって定義が本当にまちまちなんだけどね。
単に「付き合う異性がいないor付き合ったことがない」の事を指す事が多い。
逆を言えば、「付き合う異性がいるor付き合っていた異性がいる」がリア充の定義。

:んー、なんか彼女持ちでもさ、「無職ニート」とか「友達がいない」とかの社会性の低い人を指して言う事もあると思うんだけど。

:でもさ、無職ニートかつ彼女持ち、とか友達は一人もいないけど彼女だけいる、っていうケースってレアじゃない?
友達もたくさんいて、仕事も順調でそこそこ収入があっても、付き合ってる異性がいない、ということだけで非リア充を名乗れてしまう。
年齢性別職業に関わらず「自分は非リア充だ」という事が出来るんだ。

いままでの人生で小学校からずっと彼女持ち、なんて人間じゃない限りは、今付き合っている異性がいたとしても、ある程度以上に共感できる人が多いと思う。
んで、リア充を僻んだ発言をしたり、リア充を蔑むことで非リア充との一体感を高める結果になる。

リア充の足を引っ張る行為の楽しさについて

足を引っ張り合う六つ子

:非リア充同士は年齢や職業の格差もなく、誰でも共感できるけど、リア充の足を引っ張るのが楽しいってこと?

:そういうこと。
しかし誰にでも共感できる代わりに、そこに居場所を求めてしまうとそこから抜け出せなくなってしまう。
結果的に自らが「非リア充」としての居場所を得てしまうことで、そこから抜け出せなくなるスパイラル。
自分は努力しなくてもいいし、他人も努力をするべきではない、という心理。
これが「リア充爆発しろ」という言葉の裏にあるものだと思う。

:それって今の少子高齢化と関係あるんだろうか……

:それは分からないけど、六つ子の行動はまさにこれだよね。
お互いに足を引っ張り合い、そこから抜け出す努力をしなくなってしまう。
人間は居場所があったり、同じような境遇の人がたくさんいれば現状に甘んじてしまうからね。
おそ松の「いつの間に努力してやがったんだァー!こんなに差がついてるとは……」って発言は本当に象徴的だと思う。

おかえりトッティ

:リア充的にはどうなの?

リア充と一松

:「自分より下の連中が僻んでる」という優越感があるからねぇ……
例えばトッティ回をスタバの店員さんが見て、不快になるような事はないと思うよ。
そしてさっきも言ったけど、非リア充の気持ちが一切分からない人は極少数だろうし、そういう人はアニメみてないんじゃないかなとも思う。

:非リア充もリア充もみんな嫌な思いせず楽しめてるって考えればまぁいいんじゃない?

:まぁ、今回の僕たちの役割はあくまで「おそ松さん」ブームの理由探しであって、その善悪や可否を論ずるのにはあまり意味がない。どう考えるのかは見てる人にお任せという事で。

誰にでも共感できる「無職」という職業

無職松さん
:え?でも無職経験者なんてそんなに多くないんじゃないの?学生もいるだろうし。

:もちろんその通り。
でも、たかしくんは仕事も部活も塾もない土日にだらだらと過ごしてしまった経験はないかな?

:んー、まぁなくはないけど……

一日を無駄に過ごしてしまった気持ち、これってプチニート体験だと僕は思うんだ。
もちろん人生にはそういう事ってたくさんあるんだけどさ、こういう時の事を想像してみれば、ニートの気持ちってよくわかると思うんだ。

:まぁ「生きていて一度たりとてだらだらと過ごした事がない人間」のほうが珍しいだろうからそういうもんなのかもね。

スポンサーリンク

「おそ松さん」の人気考察4「視聴者に劣等感を与えない」

学歴と収入

:言うまでもなく、六つ子は無職、モテない、社会的に評価されない、そんな属性を持ってる。

:旧一話と正反対や……

:20歳を超えてくるとさ、大学の偏差値や年収や肩書きとか、そういうので優劣をつけたがる。
そういう人たちにとって、具体的な学歴や年収の話って禁忌なんだ。

:まぁギャグアニメ見てる時に現実に引き戻されたくはないからね……

:そうなると、主人公の職業としてはファンタジーな職業か、無職か、あるいはほとんど儲かってないけどギリギリ生活できる程度の職種になる。

:何でも屋とか探偵とか?なんか完全に「万事屋銀ちゃん」のイメージだけど……

:そうだね。まぁぶっちゃけ年収一千万の商社サラリーマンのギャグアニメや慶応大学生の恋愛アニメなんてみたくないでしょ?

:うわー、劣等感刺激されそうだねそれ。

現実に引き戻される事を避ける

:例えば、トド松が本当に慶応大学に通ってたりしたらこういう人気にはならなかったはず。
おそらく視聴者の大多数を占めるであろう学歴が慶応未満の視聴者にとっては、一気に現実に引き戻されてしまうからだ。
だから他の漫画では高学歴を表す大学名は「東都大学」とかそういう架空かつ元ネタが東京大学っぽいものを当てるのが普通なんだ。
ほぼ唯一の例外は赤塚不二夫先生作品の「天才バカボン」における「馬鹿田大学」だね。まぁあれは低学歴を表す方のパロディ単語だけど。

:んじゃなんで「おそ松さん」では実在の大学名だしたの?

:学歴詐称ネタだからね。頭よさそうで、かつリア充っぽい響きの大学名を出すためにやむなく、て感じだね。
ちなみにギャグアニメにおいて「金持ち」はもう理解できないレベルの超金持ちじゃないと成立しない。
「こち亀」の中川くんとか、「ケロロ軍曹」における西沢さんとかね。
そういう意味ではハタ坊の描き方はもう教科書どおりと言っていいレベルだね。

ハタ坊金持ち

残念な美人

:ん?トト子ちゃんのこと?

残念な美人

:そうそう。まぁ、旧1話とか今回みたいな逆作画崩壊シーンも含めるんだけどさ。

おそ松さん 逆作画崩壊シーン

これは女子人気の話なんだけどさ、女子は「残念な美人」という設定が大好きなんだ。
ヒロインは美人じゃないと面白くないんだけど、「ちゃんとした美人」だと劣等感ポイントになっちゃう。
「どこかおかしい」というウィークポイントをくっつけることで、女子向けのエクスキューズになる。

:女心は複雑なんだなぁ……

:ちなみに、十四松の彼女もそんな感じだね。美人だけど、精神的に不安定なところが残念ポイントだったんだと思う。

彼女飛び降り前

スポンサーリンク

閉会式

質問者の写真
今回はここまで
質問者の写真
いやー、「おそ松さん」にはヒットアニメのツボが詰まってるねぇ
質問者の写真
あんまり本編自体に解説することはないんだけど、これからも「おそ松さん」やってみるよ!
質問者の写真
次期もあるかもしれないし、是非とも続けて欲しいよ!
質問者の写真
次は「年末スペシャルさん」!なんか一週間ずつズレてる気がしないでもないが楽しみにしよう!
質問者の写真
下にスクロールして、他の記事も読んでいってね!

Pocket

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。この記事を気に入って下さったのであればSNSで広めてくださると嬉しいです。


当サイトではアニメ情報に加え、放送中アニメの解説・考察の記事も書いています。更新頻度も高めなので、サイトをお気に入り登録して毎日の暇つぶしにでもして下さいね!

関連記事

コメント

    • 匿名
    • 2015年 12月 22日

    リア充の説明が真逆になってますよ

    • アニゴエBOSS
      • アニゴエBOSS
      • 2015年 12月 23日

      修正いたしました!ご指摘ありございます!(いかあくま)

    • 匿名希望
    • 2016年 1月 29日

    おそ松さん凄い反響らしいですが、個人的にこのアニメは苦手ですね
    勿論最初の数話見て以来全く見てません
    それで今の現状が気になってヒットした(認めたくないし疑わしいですが)らしい理由を調べこのサイトに辿り着きました
    が色々疑問を感じますね
    僕も正真正銘の非リア充ですがこのアニメを見ても全く共感出来ないどころか
    むしろ劣等感を物凄い勢いで煽られて精神がガリガリ削られましたよ
    どう見ても明らかに「非リア充は醜くて辛くて屑だ」という遠回しな嫌味や暴力、弱者叩き、不謹慎のオンパレードですよ
    ネットやオタク界隈のトレンド、某巨大掲示板やまとめブログなどを見ている層などに擦り寄るような構成から
    これは非リア充を慰めるというよりはむしろそれを喜んで叩くような加害者的傾向を持つ
    いわゆる悪を褒めたり擁護する、つまり主役やヒーローにする悪意しか感じられません
    幸いメインユーザーである女性層はこのアニメの暴力的な部分でなく声優に惹かれているようでそこは一安心ですがね

    このアニメの深い部分は風刺やブラックユーモアであると見せかけ、多数のユーザーはそこはどうでもよく
    その本質は「人気声優(アイドル)がギャグ(バラエティ番組)をやる」
    というリアル世界では既に過ぎ去った過去のやり方を踏襲したものに過ぎないでしょう

    • 匿名
    • 2016年 8月 20日

    此処では記事にされていませんが、チョロ松ライジングは話の内容的に劣等感を刺激された人が多そうな印象を受けました。(かく言う私も結構心にグサッときたものがあります)
    チョロ松自身現実にいそうなタイプのキャラとよく言われてますし、放送当時は結構荒れていた記憶があります。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アニメ好きのつぶやき

解説・考察隊メンバー紹介

解説&考察作品


アニゴエBOSSBOSS
アニメプロフ
視聴済み一覧

-解説考察作品-
2015春
血界戦線
シドニアの騎士
パンチライン
プラスティック・メモリーズ

2015冬
アルドノア・ゼロ
艦これ
クロスアンジュ
蒼穹のファフナーEXODUS
デス・パレード
東京喰種√A
ユリ熊嵐

ハチマキ
ハチマキ
-解説考察作品-
2015秋
鉄血のオルフェンズ

2015夏
がっこうぐらし

2015春
俺ガイル

いかあくま
いかあくま
-解説考察作品-
2016春
ガンダムUC RE:0096

2016冬
僕だけがいない街
おそ松さん

2015秋
櫻子さんの足下には~

2015夏
乱歩奇譚

大石陽
大石陽
-解説考察作品-
2015秋
すべてがFになる

まこ
まこ
-解説考察作品-
2015秋
終物語

えふくら
えふくら
-解説考察作品-
2015秋
コンクリート・レボルティオ

ピョン
ピョン3号
-解説考察作品-
2015夏
六花の勇者

ページ上部へ戻る