すべてがFになるアニメ第9話を解説&考察!トリックの疑問点

すべてがFになる9話 解説
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『すべてがFになる』のアニメ第9話を解説&考察(2)

犯人は……

Laying_shiki

:レッドマジックに予め事件が起こる時のための動作が仕込まれていた、研究所に来た時四季は妊娠していた、犯人は四季の娘、ここまではいいんだけど。

:うん。

:時間をずらすトリックで屋上に向かって、所長を刺したのはわかるよ。

でも、そのヘリって真賀田未来が乗ってたよね?

:そうだね。

:だとすると、共犯者ってこと?

それに、屋上からどうやって逃げたのか……。

確かにロープを使えば下りられるって前回萌絵が言ってたけど。

:そのあたりはまだ未解決の部分だね。

もちろん、ヒントは出ているけども。

:出てたかなあ……。

それに、娘が自分を真賀田四季だと思わせたがるようなメッセージを残したり、わざわざ萌絵に干渉してきたのも不思議だし。

第9話のラストでも、真賀田四季って名乗ってるし。

なんなの? 襲名制なの? 二代目真賀田四季なの?

:そんな落語家みたいなシステムではないと思うけどね。

真賀田四季に娘がいたことについては、原作では第10話の解決編で初めて出てくる情報なんだ。

原作では、この時点で明かされているのはレッドマジックのトリックと、監視カメラのトリックだけで。

だから、そのあたりの解決していないところは次回明かされるんじゃないかな。

:もったいぶらないで早く教えてほしいなあ。

:もったいぶらないと話が終わっちゃうからね。

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トリックについて

すべてがFになる 監視カメラのファイル

:最後にトリックについて。

:僕はだいたいアニメの説明でわかったけど。

:うん、なので、おかしい部分についてだ。

:おかしい?

:もちろん、トリックの都合というのもあるし、フィクションだから、実際にはありえない内容なこと自体は問題ないけどね。

原作者の専門は建築で、コンピュータサイエンスじゃないし。

まずは監視カメラの映像についてふたつくらい。

まず、画像を一分ごとに圧縮して別ファイルとして保存しているという部分。

純粋に、これ、不便じゃない?

だって、再生した1分に目的の映像がなかったら、別のファイルを改めて再生しないといけないってことだよ。

もちろん、ファイルの欠損の際に、破棄されるのが一分間だけというメリットはないではないけど……。

例えばこの『すべてがFになる』が1分ごとに別動画としてアップされてるのを想像してみてほしい。

:確かにめんどくさいね……。

:あとは、同名ファイルだと上書きされる、という点。

:え? それは普通に上書きされるんじゃないの?

:それはコマンドや設定によるかな……。

Windowsだって上書きするかの確認ダイアログが出るだろう?

もちろん、確認しないで強制上書きするコマンドを実行すれば確認は出ないけど、うっかり上書きすると前のファイルが消失するからね。

普通は、そういう危険な設定はデフォルトにしない。

:なるほど。

:もちろん、そういうところをクリアすればトリックとしては成立しているけどね。

そして、もうひとつのトリックはレッドマジックの暴走について。

:あ、そもそも、何を話してるのかよくわかんなかったんだけど……。

:じゃあ、そのへんも説明しよう。

まず、「変数」について。

プログラムの変数というのは、そこに何か具体的な値を格納するスペースだと思えばいい。

この場合はインティジャ(Integer)の変数だと言われていたから、2とか3とか数字を入れておくスペースだ。

ショートとかロングとか、アンサインドと言っていたのは、この変数にどれくらいの数字を入れておけるか、という設定の話だね。

ショートなら2バイト、ロングなら4バイトの数字が入れられる。

:アンサインドっていうのは?

:アンサインドはUnsigned。0以上、つまり、マイナスの符号(サイン)がつかない、ということだ。

Unsigned出ない場合はプラスと同じだけマイナスの領域があるから、絶対値で言うとアンサインドの半分の数字しか入らないんだ。

:わかったようなわからないような……。

:まあ、アンサインドのショートなら、アニメで言われている通り、16×16×16×16、つまり65536まで入るってことがわかってればいいよ。

さて、じゃあおかしい箇所について。

:うん。

:それは、時間を計測する単位が「時間」なことだ。

:……やっぱり、どこがおかしいのかよくわからないんだけど。

:コンピュータの場合、時間はミリ秒で計測されるのが一般的なんだ。

:ミリ秒って? あんまり使ったことないけど。

:1秒の1000分の一だね。

C言語の場合、時間は1970年1月1日の0時0分0秒から、何ミリ秒経過したかで表される。

たとえば2015年の1月1日の0時0分0秒は、プログラム的には1448895600000ミリ秒というわけ。

:うわあ、めんどくさいなあ。

:まあ、実際に使うときはわかりやすく変換するけどね。秒を使うこともあるけど。

どちらにせよ、一時間単位で動くというのはちょっと違和感があるかな。

もちろん、3600000ミリ秒ごとに+1する、という動きをすればプログラム的に問題はないんだけど……。

:プログラムとか知ってるとちょっと違和感があるって感じなんだね。

:そうだね。

まあ、本筋にはあんまり関係ないんだけどね。

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閉会式

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さて、それでは今回の解説はここまで。
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次回は、とうとう四季の娘と対面するのかな?
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そこも次回のお楽しみだよ。
生身の犯人は次回出てこないんじゃないかと思うけどね。
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あ、そうか、今回のラストで登場するときもボイスチャットみたいな感じだったもんね。
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まだ解明されてない謎も次回で全部明らかになるのかな?
あ、でも、そうすると11話が余っちゃうか。
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原作でも最終章はエピローグみたいな感じだからね。
アニメがどういう形になるかは私もわからないな。
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私も次回が楽しみだよ。
それでは、また。次回の解説でお会いしましょう。
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コメント

    • 匿名
    • 2018年 5月 10日

    時間が結構経った文ですが、ライオンさんの疑問のいくつかに自分がお答えできるかも知れないと思って短くコメントしておきます。(間違った部分があるかも知れません。発見されたのならご自由に指摘してください。)

    まず、画像を一分ごとに圧縮して別ファイルとして保存しているという部分。純粋に、これ、不便じゃない?だって、再生した1分に目的の映像がなかったら、別のファイルを改めて再生しないといけないってことだよ。
    ー1、少し不便かも知れないですけど、15年間分の映像を圧縮なしで保存するととんでもなく多いスペースが必要となります。監視カメラを見なければならない特殊な状況がそんなにあるわけでもないので、少し不便でもメリットが大きすぎるので仕方がなかったと思います。(特にアニメ上で描写された監視カメラの映像は同じ画面の繰り返しだったので簡単な圧縮アルゴリズムでもスペースを結構減らすでしょう。)2、実は、そんなに不便でもありません。ご存知かも知れませんが、私たちがよく使う.MP4や.mkvも実は動画の圧縮フォメットです。そしていわゆる動画再生ソフトはこの圧縮されたフャイルをCPUの演算で解析して私たちに見せてくれるわけです。(なので”例えばこの『すべてがFになる』が1分ごとに別動画としてアップされてるのを想像してみて”もぜんぜん不便ではありません。)ではどうしてアニメではあんなに紛らわしい言い方をしたのかとですが、自分はあえて1分ごとに圧縮したと言ったのは真賀田四季が開発した特殊な圧縮プログラムもしくはアルゴリズムを使ったのを強調したかったのかも知れない、と考えます。(確実ではないですが、1分ごとに圧縮されていると伝えてくれたのは所長だった気がします。パソコンに詳しくなかった警備員さんが伝えたのならこの仮説は破棄ですね。)

    もちろん、ファイルの欠損の際に、破棄されるのが一分間だけというメリットはないではないけど……。
    それはコマンドや設定によるかな……。
    Windowsだって上書きするかの確認ダイアログが出るだろう?
    もちろん、確認しないで強制上書きするコマンドを実行すれば確認は出ないけど、うっかり上書きすると前のファイルが消失するからね。
    ーUIでユーザーがフャイルの上書き保存しようとしたのとアニメで起こった特殊な状況(1分遅れていた時間が元どおりになって同じ名前のフャイルが二つできた)とはパソコンの対応方式が違います。前者はよくある場合で、OSをデザインするときに「同じ名前のフャイルを二つ同じ場合に保存しようとする場合はユーザーに改めて尋ねる」というコードを入れておいたので、ユーザーに聞きます。(このような対応をしないOSは、使う際に不便でしょう)でも、後者の場合はまさに予期せぬエラーで、こういう時にどうするか、OSを最初に設計する時に書いたであろう資料のすくみに関する根本的なコード以外に対応策はありません。(そしてレドマッジクが書かれたUNIXの二つのフャイルが同じレパトリに二つできた場合の対応策は、古いフャイルを決して新しいフャイルだけを保存するです。)そして、Windows強制上書きの例はあくまで違う場所にいたフャイルを(同じ名前のフャイルがある)他の場所に写すもので、アニメでの場合はそもそも既にある名前と同じ名前のフャイルが新しく、その場所に出来るので根本的に違います。

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