
今回の会議参加者
大石陽 | たかし |
---|---|
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考察者 | 質問者 |



登場人物が喋っちゃうし。

でもないわけじゃないよ。



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『すべてがFになる』キャラクター名復習
名前 | 呼び方 | 特徴 |
---|---|---|
西之園萌絵 | 萌絵 | ボブカットの女子大生 |
犀川創平 | 犀川先生 | 眼鏡に癖毛の助教授 |
真賀田四季 | 四季 | 黒髪ロングヘアの天才 |
新藤清二 | 新藤所長 | 真賀田研究所長、四季の叔父 |
山根幸宏 | 山根副所長 | 真賀田研究所の副所長 |
島田文子 | 島田 | 真賀田研究所のプログラマ |
儀同世津子 | 世津子 | 犀川と親しそうな雑誌記者 |
西之園捷輔 | 捷輔 | 萌絵の叔父、愛知県警本部長 |
芝池 | 芝池 | 真賀田研究所の事件を担当する刑事 |
『すべてがFになる』のアニメ第九話、『黄色のタヒ角』を解説&考察
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『黄色のタヒ角』で放送した範囲
大:うーん、随分駆け足で話が進んだなあ。
た:そう?
僕からするとやっと動いたかなって感じだけど……。
大:前回が、原作第7章くらいまでの範囲なんだ。
今回は、第8章の『紺色の秩序』と第9章の『黄色いドア』の内容かな。
ちょっと第10章の『銀色の真実』を先取りしてるけど。
た:今まではちょっと遅れ気味の進行だったけど、逆にすごいスピードだね。
大:まあ、あと二話しかないし……。
ただ、原作だともう一波乱あるところが完全にカットされているね。
た:波乱って、どういう内容?
大:それは、原作の方のネタバレになっちゃうから、ちょっと言えないな。
知りたかったらそっちを読んでもらおう。
た:そっか……、だんだん原作を読まないといけなくなってきたなあ。
大:(計画通り)
儀同世津子、上陸
大:船酔いに悩まされる儀同世津子、ゼミのメンバーと入れ違いになる。
た:呉さんと川端のやり取りもこれが見納めか……。
別にそんな惜しくはないけど。
大:川端が「来た時とぜんぜん違う」と言っているけど、これは原作にもあるセリフ。
ただ、原作では来たときには漁船みたいな小さい船だったから、豪華な高速船で「ぜんぜん違う」というのもわかりやすいんだけど、アニメでは最初から割とちゃんとした船だから、ぜんぜん違うってほどは違わないように個人的には思う。
まあ、原作ファン向けのサービスと思えばいいかな。
た:ここ、川端と呉さん以外は顔も全然映らないんだけど、世津子視点だからってことかな?
大:ああ、いいところに気づいたね。
そういう意図もあるだろうし、さらに別の要素も隠されているよ。
まあ、次の話くらいでそこも含めて明らかになると思うけどね。
た:先頭の麦わら帽子が、お気に入りの国枝桃子だよね。
もう出てこないのかな?
大:もしかするとエピローグには出てくるかもしれないけど、基本的にはそうだね。
ま、いいさ。儀同世津子も好きだし。
た:なんか、変わった女性キャラクターばっかり好きみたいだけど……。
大:基本、頭のいい女性キャラクターって好きなんだよ。
た:儀同世津子って頭いいの?
あんまりそんな風には見えないけど。
萌絵と火花を散らしてた印象しかないよ。
大:あとは、作品中で初めて犀川先生と世津子が対面したね。
た:「創平くん」「世津子」と呼び合って、しかも出張のたびにお小遣いを渡して家に止めてもらうんでしょ?
どう考えてもただの知り合いとか友人とかじゃなくて、特別深い関係だよねえ……。
大:まあ、そのあたりも後で説明されるだろうから……。
その対面のシーンで、「その喋り方はやめろ」と言われているよね。
飛ばされたシーンだから話すけど、原作では儀同世津子がこの作品中一度だけ喋り方を変えるところがあるんだ。
普段は「悠長なゆっくりした口調」「舌足らずな発音」と書かれているけど、「普段よりも歯切れがよく、ずっと知的に感じられた」とある。
つまり、歯切れがよくて知的なのが本来の儀同世津子の喋り方で、犀川先生はそれを知っている。
その上で、そちらのほうが好ましいと思っているからこういうことを言っているわけだ。
とはいえ、世津子のほうも、このほうが相手がリラックスして情報を引き出せるとか、好みの問題とか、理由があってやってるんだろうから、素直に言うとおりにするとは思えないけどね。
た:一見知的に見えないけど賢い、というのは萌絵とかもちょっとそうだよね。
大:そうだね。
森博嗣は外見や仕草と内面のギャップというのが好きなのかもしれないな。
大柄な警備員の長谷部だって趣味がマリンバだしね。
た:なるほど。
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綺麗な島田の部屋
大:以前出てこなかった島田文子の部屋が出てきたんだけど……。
た:散らかってなかったね。
大:ポスターも少ないし。
た:なんかこうパチモノ臭がする感じのポスターだけど……。
大:実はノイタミナでやったアニメのポスターだったりする。
「NO.6」とか「ガリレイドンナ」とか「ギルティクラウン」とか。
まあプラモデルの箱絵っぽいデザインのポスターの方が多かったけど。
た:確かに。
なんかこれくらいの部屋だとそんなオタクって感じもしないよね。
大:まったくだよ。漫画も本棚にきっちり収まってるし……。
ただ、普段からそうなのかはわからない。
奥にも部屋があるみたいだし、取材が来るから片付けたのかもしれない。
た:なにその、とりあえず押し入れに押し込めておこう的な片付け方……。
大:覚えがあるだろう?
それに、根拠がないわけでもないよ。
大:ほら、このシーンからわかるように、島田は取材を受けるために髪を整えて、化粧もしている。
つまり、撮影用に準備しているわけだ。
であれば、部屋を掃除したとしてもおかしくはない……。
た:たしかに、おかしくはない、けど。
この背景の棚もシルエットばっかりで中が見えないようになってるね。
大:よく見ると、シルエットの大きさが二種類あることがわかるはずだ。
大きい物は島田の顔よりも大きく見えるから、これは1/60サイズのPG(パーフェクトグレード)と言われるガンプラだろう。
人間の顔の高さがだいたい23cmくらいで、PGの高さが30cmくらいだからね。
それより小さいのが、1/100のMG(マスターグレード)かな。
た:詳しいなあ。
大:私は不器用だから、自分で作ったことはないけどね。

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