すべてがFになるアニメ第6話を解説&考察!15という数字について

すべてがFになる6話 考察
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今回の会議参加者

大石陽 たかし
大石陽通常 たかし通常
考察者 質問者

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さて、では『すべてがFになる』第6話の解説だ。
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とうとう15年前の事件が起こるところまで進んだね。
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原作で言うと、『すべてがFになる』のほうは第6章『虹色の目撃』の半分くらいだね。
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『四季 夏』のほうは、第5章『冷徹と敏捷その格闘』の最後ちょっと手前。エピローグの少し前だ。
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今回は推理も結構進んだよね。ここから解決編かな?
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まだ半分だからね、まだイベントはあるよ。
では、解説を始めようか。

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『すべてがFになる』キャラクター名復習

名前 呼び方 特徴
西之園萌絵 萌絵 ボブカットの女子大生
犀川創平 犀川先生 眼鏡に癖毛の助教授
真賀田四季 四季 黒髪ロングヘアの天才
真賀田左千朗 左千朗 工学博士、四季の父
真賀田美千代 新藤所長 言語学者、四季の母
新藤清二 新藤所長 真賀田研究所長、四季の叔父
新藤裕見子 裕見子 真賀田研究所の所長夫人
山根幸宏 山根副所長 真賀田研究所の副所長
望月 望月 真賀田研究所の警備員、細身で帽子
長谷部 長谷部 真賀田研究所の警備員、大柄でマリンバが趣味
栗本其志雄 其志雄 真賀田四季の別人格
佐々木栖麻 栖麻 真賀田四季の別人格
真賀田道流 道流 真賀田四季の別人格
ミチル ミチル 真賀田四季の作ったロボット
国枝桃子 国枝助教 犀川研究室の助教、長身で短髪
浜中深志 浜中 犀川研究室の院生

『すべてがFになる』のアニメ第6話、『真紅の決意』を解説&考察

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すべてがFになる 真紅の決意タイトル

タイトルの意味

:今回は、前回と逆に現在視点中心だったね。

:そうだね。

章数=話数と考えると、ちょっと巻きを入れてペースを上げた感じだな。

:その代わりに、過去編はラストに重大な展開を用意してたけど。

:うん。でも、事件の概要自体は既にみんな知っている話だからね。

重大ではあるけど、意外ではなかったはずだ。

その辺りもあとで詳しく解説するよ。

まずはタイトルの『真紅の決意』について。

:真紅の、っていうとやっぱりラストの過去のシーンが思い浮かぶなあ。

:逆に、決意というのは現在の犀川先生と萌絵が、本格的に解決に向けた事件の調査をすると決めたことを想起させる。

ただし、第6話で決意したのは、ラストの新藤清二もそうだ。

四季から渡されたナイフを手にとった、その時点で四季の意志を、計画を受け入れることを決意したわけだ。

もちろん、その計画の中身自体はまだ知らないわけだけど。

:なるほど。

逆に四季のほうは決意って感じじゃないもんね。

:実際にはそれなりにいろいろ考えたりしてるんだけどね。

思考速度も決定速度も早すぎてあんまり悩んでいるように見えないから……。

犀川&萌絵の推理

すべてがFになる 横顔の犀川

:犀川先生は、メッセージを残したのが誰かにこだわっていたね。

:それはそうだよ。

仮にメッセージを書いたのが真賀田四季だとすると、

「なぜ被害者である真賀田四季が、事件が起こることを前提としたメッセージを残し、さらに事件を回避しようとしなかったのか」

という疑問が残るし、逆に犯人が書いたのだとすると、

「なぜ犯人は真賀田四季とその別人格としてメッセージを残したのか」

という疑問が起こる。

もちろん、前者の可能性より後者の可能性のほうが、疑問が少ない分可能性も高いわけだ。

その1点さえなんとかできれば合理的なんだからね。

:なるほど。

たしかに、そう考えればそっちのほうがありそうな感じだなあ。

:アニメでは萌絵がみんなに推理を語っているけど、原作だとこのあたりはだいたい犀川の頭の中だ。

でも、前もちらっと話したとおり、媒体が違うからね。

アニメで延々と独白シーンが続いたらちょっと怪作すぎる。

解説を書く私も切り抜くシーンがなくてちょっと困る。

:な、なるほど……。

すべてがFになる エレベータの階数表示

:今回の新しい情報はまずこれだ。

エレベータの階数表示。

原作ではカメラの分解能、つまり撮影する側の解像度だと思ってもらえればだいたいいいんだけど、その問題ではっきり読めないと望月が説明されている。

けど、アニメで本当に見えない映像を出すわけにもいかないし、最近のは防犯カメラでも結構性能がいいからね。

見えないと言いつつ普通に読める。

:ああ……。

僕もここ、いや読めるだろって思っちゃったよ。

:まあ、とにかく、B2にあったエレベータが屋上まで移動した、というわけだね。

:でも、屋上から呼んだとしても、このときには人はいなかったはず……。

:そうだね。

だから、結局屋上への出入りの謎はまだ解明されてはいない。

まだ情報が足りていないんだ。

すべてがFになる 四季の部屋の本棚

:そしてもう一つの情報が、15巻までしかない本棚。

:仮にFがFifteenだったとして……。

すべてが15になる?

うーん、結局意味がわからないなあ。

それに、FifteenのことをFなんて略すかな?

:ここも、今の時点では結論を出すにはちょっと早い感じかな。

本棚はきっちり揃っているから、最近抜かれたものということはないだろう。

真賀田四季がここにいたのも15年。

となると、15という数字に何か意味がある、と犀川先生は考えている。

:15、15か……。

:(この謎についてもうちょっと知りたい方は、この記事を読んでみてください。※他の謎についてのネタバレも書いているので注意

山根副所長の取引

すべてがFになる 取引を持ちかける山根

:さて、では時間をちょっと戻してこちらのシーン。

アニメでは突然の訪問だけど、原作では予め訪ねてくる予定になっていて、そこでこの話を持ちかけている。

:このシーン、前回まではいい人そうだったのにびっくりしたよ。

会議するときの顔もちょっと悪人っぽかったし……。

急に怪しくなってきた感じ。

お金も大金っぽいしさ。

:それだけNASAとの契約が研究所にとって大きいものだということだね。

:これ、拒否したら犀川先生たちが狙われたりしないの?

:いや、そんなことしたら逆に大事になるよ。

研究所内部の事件だからこそ、公表を遅らせることが可能なんだ。

学生だけなら、少しくらい連絡がつかなくても、あるいはふらりと旅行に出かけたのかと思うかもしれない。

でも、犀川先生や国枝助手は立場のある大人だから、すぐに騒ぎになるだろう。

:そっか。

でも、なんで急にこんなこと言い出したんだろう。

:所長も四季もいなくなったわけだからね。

副所長である山根が、研究所の存続を考えないといけないのは当然だよ。

原作だと、このあたりのやり取りはもっと長いし、もっと遠回しだ。

まず会議のところから違う。

:アニメだと、全所員とビデオ会議みたいなことしてたね。

:原作では、所員との会議はテキストベースで、しかも匿名にも実名にもできるという簡素なものだ。

最低限のことだけを正確に行う、各自の仕事を邪魔されたくない、という研究者らしいものだね。

そして、これが行われたのは犀川と萌絵が山根の部屋にいるタイミング。

その時に島田から記者が来るというメッセージを受け取っている。

内容は主にシステムトラブルに関するもので、真賀田四季が被害者になった、ということは明かされていない。

:あれ? じゃあ口止めの話は?

:それは犀川たちがキャンプに戻ってからだね。

山根、水谷、弓永、新藤夫人の4人で会議が行われる予定になったようだ、ということが地の文に書いてある。

山根は現在もっとも職位の高い副所長、水谷は設立時からのスタッフ、弓永は最年長者、そして新藤夫人だから、幹部会議という感じかな。

:確かに、あんな大人数で話し合ったら隠蔽するかどうかなんて結論出なさそうだもんね。

大勢が知ってたらどこかから漏れそうだし。

:そういうことだね。

アニメでは犀川先生がきっぱり拒否するけど、原作では申し出ももっと穏やかで、犀川先生は迷っている。

自分たちから警察に連絡するようなことはしないでほしい。

万一警察に尋ねられたら正直に話しても構わない。

ただし、自分たちも警察がそちらに質問に行かないようには工作する、とね。

:聞いたことあるよ。消極的な嘘ってやつ?

:自分から嘘をつくというのはやっぱり抵抗があるからね。

もちろん、原作でもお金は受け取っていないけど。

申し出を受け入れないことを決めるのは、線香花火のシーンでのことだ。

:だいぶ違うんだなあ。

:今回は萌絵が島に残るように犀川先生を説得するシーンがあったけど、原作ではそれもないしね。

むしろ、山根副所長の申し出の話を萌絵にしたときに、犀川先生の決定に従う、と残念そうに言われて、逆に犀川の方から残ることを決めている。

:原作のほうが積極的なんだ。

:もともと、興味があるけど、あるいはあるからこそ避けようとしている、って感じの人だしね。

まあ、今回は原作第5章と第6章の中身を一話に詰め込んでるからね。

あちこちまとめて短縮されるのは仕方ない。

原作みたいに遠回しなやり取りを続けてたら2クールかかるよ。

:さすがに一冊で2クールは……。

:だろう。そういうわけさ。

国枝桃子の存在

すべてがFになる 国枝と浜中
:そして私お気に入りの国枝助手……じゃなかった、国枝助教。

:助手?

:原作の時代は、今とは大学研究職の名前が違ったんだよ。

准教授は助教授、助教は助手だった。

:へえ……。

お気に入りなんだ……。

:格好いいじゃないか。

このシーンのあと、犀川先生に「お気をつけて」って言うよね。

:うん。

でも、凄惨な事件があったところに戻るんだから、もっと心配したり反対するほうが普通だと思うよ。

浜中はちょっと取り乱しすぎだけど。

:しかし、それどころか

『犀川がそれまでに聞いた、国枝助手の最も感情的な発言だった』

と原作には書いてある。

わざわざ「お気をつけて」なんて実際的な意味のない言葉をつけることが国枝助教にとっては規格外の心配なんだよ。

:国枝助教、無愛想なだけで普通の人かと思ったら、やっぱり変人だった……。

真賀田四季の事件

すべてがFになる 15年前の事件

:そして最後に、とうとう出てきた15年前の事件のシーン。

:最後に真賀田四季が全部持って行った感じ。

でも、これ前回から連続してないよね?

:その通り。

ちょっと間が飛んでいるね。

四季が清二にナイフを渡し、それを置いたより後、何かが起こって、この4人が向かい合う場面になったわけだ。

:四季は清二にナイフを渡したけど、結局自分がやるって言ったよね。なんで?

:もともと、自分でやるつもりだったからさ。

清二に渡したのは、彼が決意することを、つまり自分の共犯者になってくれることを確かめたかったんだ。

:でも結局その後、清二は四季を後ろから支えてるね。

:そうだね。

左千朗は清二の実の兄だ。もちろん、四季の実の父だ。

実の肉親を手に掛ける、という罪を、四季だけではなく自分も共有しようと思ったのかもしれない。

動揺を見せる四季に心配するような表情を見せているし。

:なるほど、だとするとそれも決意のあらわれなのかな。

:かもしれないね。

原作の『四季 夏』は四季の視点だから、逆に清二の内心はあまりわからないんだ。

:最後に裕見子が出てきたけど……。

四季、悲鳴あげてなくない?

それどころか不敵に挨拶してるんだけど。

:それは確かに……。

ただ、もともと裕見子の話した内容と、『四季 夏』の内容は符合しないんだ。

「絶対、許さんぞ」というセリフと、大笑いしたというところは裕見子の話にしか出てこない。

裕見子に挨拶したところは、『四季 夏』にしか出てこない。

『四季 夏』には「四季の一部は悲鳴を上げた」とあるから、悲鳴は実際に上げたのだろう。

:じゃあ、アニメ版は中間くらいなのかな。

左千朗のセリフはあるし。

:悲鳴はこのシーンの続きであげるのかもしれないしね。

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閉会式

質問者の写真
今回はこんなところかな。
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ようやく本腰を入れて事件解決を目指し始めたね。
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そして、過去編はとうとう15年前の事件が発生するところまでたどり着いた。
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過去の方はこれからどうなるんだろう。飛ばしたシーンをやるのかな?
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どうだろうね。もしかするとしばらくは現代の話が続くかもしれない。
次回予告にも過去の話がないしね。
質問者の写真
見れば見るほど真相が気になるなあ。怪しそうな奴はいるけど……。
質問者の写真
自分の推理が正しいか確かめるのもミステリィの楽しみだからね。
質問者の写真
それでは、また次回。
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