すべてがFになるアニメ第2話を解説&考察!真賀田四季と西之園萌絵

すべてがFになる2話 解説
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『すべてがFになる』のアニメ第2話『蒼色の邂逅』を解説&考察(2)

西之園萌絵と真賀田四季

すべてがFになる 星を見る犀川と萌絵

:この第2話では、西之園萌絵と真賀田四季を対比させる演出が多かった。

たとえば画像のシーン、もともとは、「こんな綺麗な空を見ないで15年も生きているなんて」というのは犀川のほうだ。

そして、それに対して、「でも、そういう生き方も綺麗かもしれない」と自問自答している。

:アニメだと、片方は萌絵のセリフなんだね。

:つまり、萌絵はより真賀田四季と対置される側に、そして、犀川先生はより真賀田四季にシンパシィを持つ側に、ということだろう。

その後の、13歳の真賀田四季とセリフがシンクロするシーンも、萌絵と四季が対立しながらも似通った存在であることが示される。

あれは原作にはないシーンだ。

……といっても、萌絵は確かに頭が切れるし発想力もあるけど、真賀田四季のような超越した“天才”ではないね。

その域に多少なりとも近いのは犀川先生のほうだ。あと瀬在丸紅子とか。

:せざいまる……なに?

:ああ、別のシリーズ……、Vシリーズに出てくる人物だよ。

S&Mシリーズとも繋がっているから、原作に手を出すなら合わせてどうぞ。

逆に、アニメでは犀川先生と四季の近さについての描写は省かれる傾向にあるみたいだ。

原作では、萌絵の「自然もそのうちバーチャルリアリティで楽しむようになるかもしれない」という言葉に対して、「エネルギィが大きすぎると環境を壊す。その速度を遅らせるにはエネルギィを節約するしかない。そのためにはコンピュータを使って、エネルギィを制御する必要がある。そのとき、人間性確保のためには人は家から動かずバーチャルリアリティで交流するしかない」と言う意見を「自明のこと」として述べる。

:それって、真賀田四季が面会のときに言っていた、握手さえ贅沢、ということ?

:そうだね。つまり、犀川と四季は考え方が似ているんだ。ロジカルというか……。

ああ、もちろん、原作の萌絵が四季に似ていない、というわけではないよ。犀川先生ほどは似てないってだけ。

アニメではその辺りの役割は多少入れ替わるのかもしれないね。

そして、萌絵と四季のシンクロには、もうひとつ意味がある。

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13歳の真賀田四季

すべてがFになる 真賀田四季13歳の車中

:もうひとつの意味って?

:萌絵は犀川先生に好意を持っている。犀川先生のことが好きだ。

:うん、それはわかってるけど。

:13歳の四季を見ている語り手は、四季に「支配される、翻弄される」恐怖を感じているが、四季はどういうつもりだったのか。

それは、萌絵と同じで、四季なりに相手に純粋に好意を持っていたのではないか……。

ってさ、そう思わないかい?

:意外とロマンティストなんだね。

:さて、このときの四季は13歳。そして、今、四季は少なくとも15年は研究所に隔離されている。

:つまり……アラサー?

:な、なんだか軽いけどそういうことだ。

:それにしては、13歳のときと見た目変わらないんだね。天才だからかな?

まあ、アニメじゃよくあることだけど……。

あ、それとも、天才プログラマってくらいだし、直接人と会わないなら見た目は自由にできるのかな?

:そうだね。そこに意味があるかどうか、それも今後わかってくるだろう。

真賀田研究所へ

すべてがFになる 研究所を尋ねる犀川と萌絵

:約束がある、と言って犀川先生と研究所に向かう萌絵。まあ嘘だったんだけど。

:犀川先生も、まんまと騙されるなんて真賀田四季に会いたすぎて判断力が鈍ってたんじゃないの?

:敢えて乗った、って線もあるけどね。

原作では、みんながバーベキューの準備をしているころ、萌絵は一度研究所を訪ねたと言っている。

また、山根副所長が夜にキャンプ場を訪ねてくる約束をしたものの姿を見せていない。

萌絵が研究所を訪ねるのは、夕方に訪問した時に約束した……、ということになっている。

:なるほど、ちゃんと準備はしてるんだ。

:まあ、研究所にたどり着く直前に犀川先生に本当のことを話すんだけどね。

そこで正直に引き返そうと思わないところ、やっぱり原作でも犀川先生は真賀田研究所に強い興味を持っているのがわかる。

ちなみに、原作では犀川先生がとっさに考えたのが頭痛の嘘で、萌絵は素早くそれに対応して演技する名コンビぶりを見せたりもしている。

:それに比べると、アニメの犀川先生はもうちょっと常識人っぽいね。

:原作通りだと、もっととっつきにくい、理解し難い人物になっちゃうしねえ。

アニメでは萌絵の演技は結構……、なんていうかガバガバだけど、原作ではちゃんと騙しきってるんだ。

山根の部屋に入ったのも、「熱いコーヒーが飲みたい」と自分から要求した結果だし。

:頭痛だっていうのに、それちょっと厚かましくない?

:私もカフェイン中毒で、しばらくお茶もコーヒーも飲まないと頭が痛くなるからね、気持ちはわかるよ。

:完全に依存症だなあ。

副所長の趣味

すべてがFになる 山根副所長の私室

:ここはちょっと余談。

山根副所長の部屋だけど、モダンで清潔な感じだね。

:机の上になんか場違いな物が置いてあるけど、これなに?

:模型の車を走らせるためのコースだね。

昔ミニ四駆というものが流行ったことがあってね、そのコースに似てるかな。

:子供っぽくない?

:歳をとったからって、人の趣味がそんな変わるわけじゃないよ。大人になれば財力もつくし……。

原作では、さらに和凧作りが趣味で、壁に自作の凧をかけてあったけど、それはないようだ。

:模型自動車を走らせるのも、自作の凧を飛ばすのも、事前の準備と当日のコンディションで決まるのはちょっと似てるね。

:ああ、たしかに。一度走りだすか揚がるかすれば、人の手で与える影響が小さいところとか。

起こる事件

すべてがFになる 事件発生
:というわけで、ようやく事件が起こる。

:もう第2話も終わるところなんだけど……。

:これでもちょっと原作より展開を早めたほうなんだよ。

原作第2章の『蒼い再訪』は山根の部屋を出るところで終わるんだから。

:流石にそのペースだとちょっと辛い……。

:だろう?

このシーン、萌絵は犀川先生にしがみついてはいるものの、冷静に状況を観察している。

出てきたのが真賀田四季だと真っ先に気づいたのも萌絵だしね。

:水谷と島田のプログラマコンビは結構怯えた感じだったのにね。

:ここでも、やはり萌絵が只者ではないということを表しているわけだね。

:なんで扉が開いたんだろう?

:さすがにそれは核心部分だからね……。

さて、現れたウェディングドレスの人影、移動は萌絵に薬と水を持ってきたP-1で行っていることに山根副所長が気づいている。

:自分では歩いていない、ってことだね。

:そう。そして、ウェディングドレスの袖からは腕が出ていない……、つまり。

:それって公式サイトのStoryのとこに書いてあるよね?

:ま、そうだね。やっとIntroductionの内容まで進んだわけだ。

次からやっと調査、推理パートが始まることになる。

:ちなみに原作からすると進み方は?

:さっきも言ったとおり、山根副所長の部屋から出るまでが第2章だから、第3章の冒頭のところだね。

:これはいよいよ1クールで1冊分プラスアルファって感じだなあ。

:そのへんは、今後を楽しみにしてもらおう。

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閉会式

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というわけで、ネタバレなしの解説はここまで。
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なんで扉が勝手に開いて出てきたんだろう? 不可解だなあ。
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ミステリィだからね……。そこを推理するのが話の中心だね。
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うー、来週が待ちきれなくなりそうだよ。
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原作を読んでしまってもいいんだよ?
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それは我慢する!
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そうか、じゃあ来週の『赤い魔法』をお楽しみに。
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アニメのこんなところが気になった、こんなところを解説してほしい……、そんな意見がある人はコメントで教えてくれると助かるな。
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次回に取り上げるか、それとも補足編をやるかもしれない。
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それではまた来週……、あるいは、またネタバレ編で!
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コメント

    • 匿名
    • 2015年 10月 25日

    ありゃ、今回はネタバレなしですか?
    トリックが気になるところですな。
    怪しい人物を見つける前に、そもそも四季さんが謎すぎて気になります。
    ものすごい凝った自サツだったりしないかなーと推理します!

    • アニゴエBOSS
      • アニゴエBOSS
      • 2015年 10月 26日

      コメントありがとうございます!
      やっと事件が起こったので、私もネタバレ解説をしようかなと思っていたのですが……。
      よく見返してみると、第二話時点ではネタバレするにも材料が少なすぎたので、第三話と合わせてネタバレとさせていただきます。
      ので、そちらをお待ち下さい。

      一番怪しいのが四季というのはその通りだと思います。
      そもそも本当に人間かどうか怪しむレベルですねw

      挿入される過去編でいろいろわかってくるとは思いますが、おそらく全部終わっても謎は残るのではないかな……。

      そのときはぜひネタバレ解説と合わせて原作の方もよろしくお願いします。(大石陽)

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