すべてがFになるアニメ第2話を解説&考察!登場人物と原作改変紹介

すべてがFになる2話 考察
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今回の会議参加者

大石陽 たかし
大石陽通常 たかし通常
考察者 質問者

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『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』の、待ちに待った第2話が放送されたね!
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そ、そんなに待ちに待ったってほどかな?
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僕は原作読んでないから、この先どんなことがあるのか気になっちゃって……。
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まあ、やっとストーリーも動き始めたって感じだからね。
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でしょう? それで、やっぱり今回もよくわからないところがあるんだけど……。
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はいはい、じゃあ、またたかし君のような人のために、ネタバレなしの解説をしよう。

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『すべてがFになる』解説&考察のルールと楽しみ方

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というわけで、前回に引き続き、今回もネタバレなし解説だ。
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つまり、ここで語る内容はアニメからわかる情報だけ、ということだね。
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もちろん、私は原作を読んでしまっているから、普通は気づかないような部分に言及することもあるけど、先の展開を明かしてしまうようなことはしないから、安心して見てほしい。

『すべてがFになる』キャラクター名復習

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今回は研究所に関わる新しい登場人物があったから、そのあたりも含めて紹介しよう。
名前 呼び方 特徴
西之園萌絵 萌絵 ボブカットの女子大生
犀川創平 犀川先生 眼鏡に癖毛の助教授
真賀田四季 四季 黒髪ロングヘアの天才
山根幸宏 山根 真賀田研究所の副所長
水谷主税 水谷 真賀田研究所の太めの主任プログラマ
島田文子 島田 真賀田研究所の女性プログラマ
デボラ デボラ 真賀田研究所のサブシステム

『すべてがFになる』のアニメ第2話『蒼色の邂逅』を解説&考察(1)

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ゼミ旅行に向かう犀川ゼミ生たち、と萌絵

:さて、じゃあ、登場人物も増えたことだし、まずはそのあたりから説明していこう。

:萌絵って、ゼミ旅行についてきてるけど、大学1年生なんだよね?

:そうだね。年齢的には「もうすぐ20歳」……原作では「あと4ヶ月」だから19歳だ。

ゼミに所属しているわけではないことは、前回の浜中の萌絵に対する反応からもわかる。

萌絵はゼミ生じゃないけど、犀川先生と個人的に親しいから入り浸っているわけだ。

:なるほど。今回は急にゼミ生が沢山出てきたね。

:うん。……前回の人物紹介の通り、浜中すら本編にはほとんど絡んでこないからね。それ以外の面子は何をか言わんやだけど。

すべてがFになる 萌絵の車に群がる犀川ゼミ生たち

:参加者は院生6名、4年生が2名、あとは犀川先生と国枝先生、そして萌絵の11名だね。上の画像ではゼミ生紅一点の呉さんが隠れてるけど。

この参加者数は原作通りで、細かいところを合わせてあるのがわかる。

原作では、浜中を除くと名前が出てくるのは3人かな。

渕田 呉と川端
すべてがFになる 渕田 すべてがFになる 呉と川端

:渕田はちょっとチャラい奴、川端は背の高い眼鏡、呉が留学生の女子だ。

呉さんは南京出身で暑さに強い、川端は学生の中で一番年長……、という記述はあるが、特にストーリーには関係してこないね。

:そういえば、犀川先生って准教授なんだよね? 教授はいないの?

:原作では、犀川先生の上に教授がいるよ。今回は都合で来られなかったということで登場しないけどね。

:じゃあ、アニメ版でも本当は教授がいるのかな?

:そこは実は微妙なところなんだ。

というのも、原作の時代は旧学校教育法の時代だったから、助教授である犀川先生には補佐すべき教授がいるのが当然だったんだけど、アニメ版は2015年が舞台だから、准教授である犀川先生は、別に教授についていなくてもいいんだよね。

もともと、原作の頃から実質的には自分の研究室を任されているようなもの、という設定だし、もしかするとアニメ版では最初からいない設定かもしれないね。

:なるほどねえ。

山根副所長登場

すべてがFになる 副所長の名刺
:犀川先生と萌絵は船上で真賀田研究所副所長と顔を合わせるわけだけど……。

この名刺を見てなにか気づいたかな?

:なにか? うーん、市外局番が0569だね。

:ああ、そこもいいポイントだね。

妃真加島は篠島に行く船が寄るポイントで、名前は日間賀島が元になっているから、知多郡南知多町に属している。

で、そこの市外局番が0569なんだ。

日間賀島は海産物が名産の観光地だから、より人の少ない佐久島のほうが実態には近いかもね。

ちなみに、この名刺、Emailアドレスのところに「magata-laboratory.com」としか書いてないんだ。

:あ、ほんとだ。これじゃ届かないよ。

:ま、あとになったら直ってるかもしれない。

すべてがFになる 犀川先生の名刺

:そして犀川先生の名刺。

工学部建築学科の所属であることがわかる。

文字だけの味も素っ気もない名刺が犀川先生の性格を表している……、かもしれない。

:いやあ、いまどき大学の名刺でももうちょっとあるんじゃないかな……。

大学のロゴマークとかさ。

:確かに、それくらいはあってもいいな。

とはいえ、このあたりは演出的な意図があるだろうから、あまりこだわってもしょうがない。

すべてがFになる 恥ずかしがる萌絵

:そして、真賀田四季との会談がプライベートでないと聞いて思い切り恥ずかしがる萌絵。

:最初はちょっと驚いたって程度の感じだったけど。

:原作でも、ちょっと俯いただけで1行で終わっているな。

ここでは「犀川先生に好意を持っていますね」(中略)「その答えはイエスです」のやり取りを思い出した、というところかな。

まあ、そんな恥ずかしがっていられるような和やかな会談ってわけでもなかったけど……。

他の研究所員たち

すべてがFになる 水谷と島田
:さて、ちょっと飛ばして先に研究所の人たちの話をしよう。

左は水谷主税、右が島田文子だ。ちなみに主税と書いて「ちから」と読む。

水谷が主任プログラマ、島田がプログラマだから、プログラム担当の二名が出てきているわけだね。

:真賀田四季と連絡がつかないのと関係あるのかな?

:そうだね。例えばプログラム的な問題だと考えているとか。

ちなみに、島田は結構後の巻でも再登場したりするよ。

以前の話に出てきた人物が、違う立場で別の事件に関わることは、森博嗣のこのシリーズではよくあることだ。

:へー、ファンサービスってやつかな。

:そうだね。シリーズの後半作品だから、それまでシリーズに触れたことがない読者はあまり多くないだろうけど。

:あとは警備員がふたりだね。

:うん。

この研究室は『ルールが無いのがルール』だから、原作ではこのふたりも私服なんだけど、それだと研究員と区別がつかないと思ったのか、アニメでは制服姿だね。

まあ、作業服だと思えば一定の合理性はあるかな。

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強調される萌絵の特殊性

すべてがFになる 夜のキャンプ場でバーベキューを食べる萌絵

:さて、次は原作との違いについての話。

:くれぐれもネタバレなしでね。

:もちろんだよ。まずは、萌絵が船着場に現れるシーン。

アニメでは、萌絵は自分でアルファロメオを運転して現れ、その後諏訪野が荷物を積んだ車でやってくる。

:萌絵が船に乗った後、車は誰が運転して戻るんだろう?

:うん、その通り。車2台で来る意味はないんだ。人と車を別々に運ばないといけない理由はないんだからね。

原作では、ここでアルファロメオは出てこない。諏訪野の運転するジャガーに萌絵が乗ってやってくる。

次に荷物の中身について。

アイスクリームの入ったクーラーボックスは、原作でも登場するけど、アニメには登場しない荷物もある。

:わざわざ減らしたってことかな?

:描写していないだけかもしれないね。

原作では、クーラーボックスはふたつ。

自分では持てなくてゼミ生に頼むのは同じだけど、持てない荷物を持ってきたことを注意する川端に対して、萌絵は「皆さんだって、冷たいものも欲しくなるでしょう?」と答えている。

:はっきりアイスクリームとは言わないの?

:いや、そういうわけじゃないんだ。

ひとつめのクーラーボックスの中身はアイスクリームじゃなく、冷やした飲み物が入っていて、それに対して渕田は「気が利くね」と答えている。

そして、もうひとつの中身がアイスクリーム、と聞いて、キャンプにアイスクリームを持ってくる非常識にみんながため息をつく、という展開だ。

次は画像のシーン。

:包丁を持ったことがない、ってシーンだよね。そんなこと普通ないと思うけど……。

:まあ、そこは萌絵は普通じゃないから、いいんだけど。

ここも、原作では少し違って、小学校の家庭科の授業以外では包丁を持ったことがない、となっている。つまり持ったこと自体はあるわけだ。

:なるほどね。なにか意味があるのかな。

:うん、わざわざ変えている部分もあるわけだから、なにか意図があるのは確かだ。

ただ、単に小説とアニメという媒体の違い、というのもあるかもしれない。

:どういうこと?

:小説は、単に描写しなければその人物の存在は意識されないけど、アニメの場合、引きの画にはどうしても登場してしまうからね。

それに、小説のように以前の記述を読み返すのにも向いていないから、一度で強いインパクトを与える必要もあるし。

:いろいろ考えているんだ。アニメ化って大変だなあ。

次のページに続く

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