
今回の会議参加者
大石陽 | たかし |
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考察者 | 質問者 |



さて、本編を始める前にひとつ。たかし君は原作の方はどれくらい読んだのかな。



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目次
『すべてがFになる』解説&考察のルールと楽しみ方



『すべてがFになる』解説&考察記事一覧
・すべてがFになるの続編制作の可能性を予想してみた
・すべてがFになる1-1「原作のどこまでアニメ化?」
・すべてがFになる1-2「”7が孤独”の意味」
・すべてがFになる2-1「登場人物と原作改変箇所の紹介」
・すべてがFになる2-2「真賀田四季と西之園萌絵の対比演出」
・すべてがFになる3「語り手について」
・すべてがFになる4-1「キャラの反応が原作と違う理由」
・すべてがFになる4-2「四季の他の人格について」
・すべてがFになる5「四季の腕と足について」
・すべてがFになる6「15という数字」
・すべてがFになる7-1「水谷や島田の原作との相違点」
・すべてがFになる7-2「未来との会話の注目点」
・すべてがFになる8「ミチルの役割」
・すべてがFになる9-1「原作との違いと儀同世津子」
・すべてがFになる9-2「プログラマー視点の疑問点」
・すべてがFになる10「タイトルの意味」
・すべてがFになる11-1「国枝の質問」
・すべてがFになる11-2「真賀田四季の犀川評」
・すべてがFになるの放送日時とクール数情報

・すべてがFになる1「”BとDが孤独”の意味」
・すべてがFになる2&3「犯人のヒント」
・すべてがFになる4「テレビの用途」
・すべてがFになる5&6「犯人暴露」
・すべてがFになる9「”女性が2人”の伏線」
『すべてがFになる』キャラクター名復習

名前 | 呼び方 | 特徴 |
---|---|---|
西之園萌絵 | 萌絵 | ボブカットの女子大生 |
犀川創平 | 犀川先生 | 眼鏡に癖毛の准教授 |
真賀田四季 | 四季 | 黒髪ロングヘアの天才 |
『すべてがFになる』のアニメ第1話『白い面会』を解説&考察
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原作の紹介
大:では早速本編、の前に……。避けては通れない原作について簡単に紹介しよう。
まずは『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』。理系ミステリィと言われているね。
講談社文庫から文庫版が発売中だ。
た:理系ミステリィって、ガリレオみたいな? 文系の僕にわかるかなあ。
大:いやいや、理系といっても、登場人物や舞台が理系って感じで、そんなトリックが理系ってわけじゃないよ。だから安心して視聴してほしい。
この『すべてがFになる』は、S&Mシリーズというシリーズものの1冊目なんだ。
た:へえ、そのシリーズって全部で何冊くらいあるの?
大:短編を含めなければ10冊だね。
次に公式サイトに関連書籍として挙げられている『四季 春』から『四季 冬』の四季シリーズ。
“天才”真賀田四季の生い立ちや内面に迫るシリーズで、S&Mシリーズなどとも深い関係があるけど、本来は別作品だ。
た:一緒にして大丈夫なのかな?
大:原作の『すべてがFになる』の時点では、真賀田四季は謎の人すぎるから……。
真賀田四季という存在を理解しやすくするためにエピソードなどを取り入れるということだろうね。
S&Mシリーズや四季シリーズと世界設定を共有する他のシリーズとして、Vシリーズ、Gシリーズ、Xシリーズなどもあって、現在もシリーズは続いている。
他のシリーズの登場人物が話題に出たりして、なかなか面白いよ。
た:ちょっと多すぎじゃない……?
S&Mシリーズだけでも10巻まであるんだよね?1クールで終わるの?
大:じゃあ、次はその話をしようか。
『すべてがFになる』アニメではどこまで放送するのか
大:私は、
「1クールで『すべてがFになる』1冊分を放送する」
「1クールで『すべてがFになる』ともう1冊程度を放送する」
のどちらかだと思ってる。
た:なるほど……、道理で第1話がなにもなく平和に終わったと思ったよ。
大:このペースなら第2話くらいまでは平和かもしれないね。
第1話タイトルの『白い面会』は、原作小説の第1章のタイトルでもある。
た:ちなみに原作は全何章?
大:全11章だよ。
た:え、じゃあほとんどちょうど1クールってことに……。
大:いやいや、そうはならないと思うな。
第2話のタイトルは『蒼色の邂逅』だ。原作第2章は『青い再訪』だからね。
た:そうか、ちょっと違うんだね。
大:それに、pixivで9/25から10/13まで開催されているイラコンによると、第6話は『真紅の決意』になるらしいから、これも原作とは違う。
た:なるほど……。
もし1クールで2冊分やるとしたら、『すべてがFになる』の次はなんだと思う?
大:S&Mシリーズ最終巻の『有限と微小のパン』まで飛ばすか、四季シリーズの要素を混ぜたオリジナルストーリィになるか、かな。
原作としては『有限と微小のパン』は挙げられていないけど、単に展開がわかってしまうのを避けるためという可能性もあるし。
ただ、単純に2冊目の『冷たい密室と博士たち』をやるってことはないだろう。
た:どうなるか楽しみだね!
冒頭のモノローグ
た:いきなりおじさんが語りだしたんだけど、これ誰?
大:結論から言うと新藤清二だね。
キャストに役名なしで咲野俊介とクレジットされていて、公式サイトでは新藤清二のCVを担当していると記載してある。
「真賀田研究所の所長。四季の叔父にあたる」。
四季を預かっていたのも、親戚関係だからということだ。
この部分は『四季 春』からだけど……、まあ適当に聞き流していいよ。
た:いいんだ……。
大:「真賀田四季はどんな人物なのか」の説明だと思っていれば十分さ。
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西之園萌絵という人物
大:画像は冒頭の萌絵の部屋にあった写真だ。
左は萌絵の両親だね。
た:これって何か意味があるの? それとも趣味?
大:意味はあるよ。
萌絵の髪の色は染めたものであることがわかるし、同時に、「なぜ今の写真ではなく子供の頃の写真なのか」という疑問も出てくるだろう?
た:僕には出てこなかったけど……。
でも、言われてみれば、今は家族がばらばらになってるとか、いろいろ想像できるね。
大:そそ、そういうこと。
た:それで正解は?
大:ま、そのうちわかるよ。今はそんな重要じゃないしね。
た:重要じゃない情報多すぎ問題……。ところで萌絵の部屋豪華すぎない?
大:萌絵は大金持ちだからね。車だってそうだよ、ほら。
萌絵の車 | アルファロメオ4C |
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た:これは完全に一致。
大:これは2013年から発売されたアルファロメオのスポーツカーだ。
萌絵は左側から乗り込んでいるから、左ハンドルであることもわかる。
た:原作でもこれに乗ってたの?
大:いや、原作では車の名前なんかは出てこないね。
おそらくアルファロメオ製で、排気量が4000ccで、赤いスポーツカー、ということだけだ。
この車は4000ccないけど、まあ時代が違うからね。今のほうがエンジンが効率的なんだ。
た:そうか、原作の頃にはこの車はまだなかったもんね。
大:そういうこと。
た:萌絵はどういう役回りなの?
大:言うなればワトソン役かな。
とはいっても、犀川先生に「よく観察している」と言われ、真賀田四季を動揺させたように、彼女自身かなり切れる頭の持ち主だ。
実際の推理パートは彼女中心に進むことになるだろう。
た:なるほど、犀川先生のことが好きみたいだけど、どういう関係なのかな?
大学1年生ってことはまだゼミとか入ってないはずだと思うんだけど。
大:公式サイトにも記載されているけど、萌絵の父親が犀川先生の恩師なんだよ。
萌絵の父親も研究者で、そこの研究室で犀川先生が経験を積んだというわけ。
それで教授の家族とももともと知り合いだったわけだ。昔は教授のお宅にお邪魔したりということも結構あったというからね。
た:なるほど、ふたりの恋愛の行方にも注目かな?
大:それはどうだろうねえ………。

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コメント
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ゲーム版では「すべてがFになる」にオリジナルストーリーを絡めてましたが、あの方式でほかの話もゲーム作ってほしいですねー
ドラマ版だと「すべてがFになる」は5話から6話まででしたね。
最終回に有限と微小のパンを持ってきてしまったので、続編作る気がないんだろうなぁと思っていましたが、
アニメ版は二期、三期と続いてくれることを望むばかりです。
コメントありがとうございます。
ゲームはプレイステーションのですよね。ちょっと犀川先生がイケメンすぎですが……。
アニメ二期以降はどうでしょうね……。四季の内容を含めるということは、やはりこれはこれで1期で決着をつけるつもりなのかなという感じはします。
続いてくれるなら大歓迎ですが!(大石陽)