
今回の会議参加者
まこ | たかし |
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女アニオタ | 初心者 |







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終物語のアニメ解説&考察のルールと楽しみ方

②終物語に関する他サイトの記事は絶対みない(ネタバレ食らうのを防止)
③検索エンジンやSNSでサーチをしない

コメントについて

・記事を読んでの感想
・解説の間違い指摘
・原作未読者による私の予想の否定(代替意見なし)
NG判定のコメント
・ネタバレ
・今後のヒント(扇の正体など)となってしまうような情報
・私の予想の否定(代替意見あり)
終物語のキャラ名

名前 | 呼び方 | 特徴 |
---|---|---|
阿良々木暦 | 阿良々木くん | 主人公 |
忍野扇 | 扇 | 黒髪ボブカット袖長女子 |
老倉育 | 老倉 | 銀髪ツインテール女子 |
終物語のアニメ第1話を解説&考察
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おうぎフォーミュラ
た:フォーミュラっていうのはどういう意味?
ま:フォーミュラというのはいろんな意味があるみたいで、その中に「公式」という意味があるから、今回の「フォーミュラ」はそういう意味なんじゃないかな。
た:文系にはこの美しさは全くわからないよ阿良々木くんwww
ま:まったくその通りだと思うwww「オイラーの等式」というのは、ここでは「世界で最も美しい」とされている数式といわれている、という説明だけにしておくよ。
多数決の話
阿:数の多さで解が決まってしまう話、「多数決」の話なのだから。
多数決―間違ったことでも、真実にしてしまえる唯一の方法。
幸せではなく、示し合わせを追及する積み木細工の方式。
僕たちの不等式、僕たちの不当式。
ま:「多数決」が今回のキーワードになりそうだね。
た:「不等式」というのはどういう意味?
ま:「不等式」は、二つの数・式が等しくないことを、不等号を使って表した式のことだよ。
「不当」というのは正しくないという意味だから、「不等式」と「不当式」を並べて言うことで、「多数決」=正しくないことを答えにする、ということを言いたいんじゃないかな。
教室に閉じ込められた
た:この教室は何なんだろう?ところどころ欠けている感じになっているけど……。
ま:たかしくん、見て見て。一番後ろの列の左から3列目の席。
た:あれっ、この席だけ椅子が違う方向を向いている!
ま:何か理由があるのかな?
阿:鍵がかかっているという風じゃなくて、なんだか、接着剤か何かで固定されているみたいな感じなんだが……。
扇:ええ、前述の通り、窓も微動だにしません。鍵について言いますと、備え付けられている開栓錠は可動します。
ですが、肝心の窓枠のほうが可動しません。まるで接着剤か何かで固定されている「みたいな感じ」ですか。(びっくりした表情の阿良々木)
た:なんで、阿良々木くんはここでびっくりしたのかな。
ま:同じ感覚で窓が開かなかったことを報告するだけなら、「みたいな感じ」をわざわざ強調するかな。
何か知っているような感じで「みたいな感じ」と言われたから、少し驚いているのかもしれないね。
扇、謎の言動
扇:人はひとりで勝手に助かるだけ。(赤ペンを振りかぶる扇)
阿:!(びっくりした表情の阿良々木)
た:この赤ペンどこから出てきた?
ま:赤ペンで、黒板に何か書いてるけど、わからないね。
というか、昔黒板に爪立ててキーキー鳴らす音嫌いだったなあ~…。
た:(今は関係ないんじゃ……)
時計が動いていない
た:時計は5時58分を指しているね。
ま:この時間から動いていないということは、ここだけ「異空間」になっているということみたいだね。
扇との出会いの回想
阿:事の始まりは、僕が春休み、金髪金眼の吸血鬼に襲われてからちょうど半年が経過した、10月下旬のある日のことだった。
た:ん?春休み?金髪金眼の吸血鬼?
ま:そっか、たかしくんは知らないんだね。
この『終物語』は「物語シリーズ」といって、いろんな話があって、今までいろいろな出来事や登場人物が出てきているんだよ。
まずそれをまとめておこうか。
3/25 こよみヴァンプ 傷物語(来年映画化)
高校3年
4/29 つばさファミリー 猫物語(黒)
5/8 ひたぎクラブ 化物語
5/14 まよいマイマイ 化物語
5/22 するがモンキー 化物語
6/11 なでこスネイク 化物語
6/13 つばさキャット 化物語
7/29 かれんビー 偽物語
8/14 つきひフェニックス 偽物語
8/20 まよいキョンシー 傾物語
8/21 しのぶタイム 鬼物語
8/21 つばさタイガー 猫物語(白)
8/23 しのぶメイル 終物語(今作)
10/24 おうぎフォーミュラ 終物語(今回の内容)
10/31 なでこメドゥーサ 囮物語
1/1 ひたぎエンド 恋物語
2/13 よつぎドール 憑物語
卒業後
1/9~1/21 するがデビル 花物語
ま:今回放送しているおうぎフォーミュラは10月24日の出来事で、阿良々木くんが独白していた金髪金眼の吸血鬼の件は、3月25日の出来事だよ。
た:半年というか、7か月前じゃない?
ま:『傷物語』が「つばさファミリー」までの1か月間の話なのかな?
た:賑やかな子が出てきたねwww
ま:この子は神原駿河。上の年表にある、5月23日のするがモンキーで知り合った後輩の女の子だよ。
神:怪異がらみの相談らしい。
阿:えっ……。
神:なんだか知っているみたいなんだ、あの子。私の左手のことも知っていたし、阿良々木先輩の血のことも知っていた。おじさんに聞いた、と言っている。
阿:おじさん……。
神:あの子はこの間転校してきた1年生でな、なんと驚いたことに、忍野さんの姪っ子らしいのだ。名前を、忍野扇という。
た:なんだか知らない言葉とか人の名前がたくさん出てきた……
ま:順々に説明していくね。「怪異」というのは、この「物語シリーズ」の中心テーマになっていて、吸血鬼といった都市伝説や伝承などが登場人物にそれぞれ関わっているよ。
駿河が「私の左手」と言っているけど、駿河は猿の怪異に取りつかれて左手が猿の手になっている。それについての話は先ほどの表の「するがモンキー」に起こったことだよ。
「阿良々木先輩の血」というのは、彼は「忍野忍」という吸血鬼に血を供給する半吸血鬼になってしまった人間で、そのことを指しているよ。
ちなみに、阿良々木くんが吸血鬼になった3月25日の経緯が出てくる『傷物語』は来年映画が公開予定だからね。
「おじさん」というのは、怪異の専門家として「忍野メメ」という人がシリーズで登場しているんだけど、扇はその人の姪らしいよ。
た:この扇っていう子は、なんだか怪しい存在だなーって思ってたけど、おじさんに聞いたにしたって、初対面なのにいろいろ知っていて、ますます怪しく感じる……。
教室の間取りが不自然、3階の視聴覚室だけ図面が間違っている
→実際にいってみると、視聴覚室の隣に教室があった
扇:あれ?なんですかねこの教室。私が図面づくりのためにこの辺りを訪れた際には、こんなのありませんでしたけどね。なーぞでーすねー。
た:「なーぞでーすねー」の言い方が引っかかるなぁ。
ま:そうだね、図面が間違っていることに気づき、怪異を疑って阿良々木くんを3階に連れてくると、そこには謎の教室があるというあたり、扇は何か知っているような感じがするね。
た:で、扉を閉めたところ閉じ込められたと。
ま:この扇が扉を閉めたのも怪しく感じる。
た:なんで?
ま:怪しい部屋なら閉めないほうが安全だろうし、わざわざ閉める描写が強調されているあたり、この扉を閉めるという行動が、閉じ込められる原因になったんじゃないかと思うよ。
た:そうなら、ますます扇が怪しいね……。
時計が止まっている時間の意味
た:下校時間が6時って結構遅いね。
ま:ここではそういう話ではなく……下校時間間際の5時58分の教室に閉じ込められている原因を考えようということだよ。
居残りっていう言葉に阿良々木くんが反応したね。何か阿良々木くんが知っているのかもしれない。
た:でも補修はサボってしまうからほとんど受けたことがないって。
ま:つまり、補修で下校時間前に教室にいた思い出があるわけではない、ということだね。
た:あ、1年生の時、という言葉に自分で何かを思い出したね。
ま:1年生の時、補修以外の理由で下校時間前に教室にいたことがある、ということかな?
扇に椅子に座るよう誘導される→なぜそこに座ったか質問される
阿:座りなれている、ていう気がして。
扇:1つの可能性として、ひょっとすると阿良々木先輩は昔、その椅子に座ったことがあるから、いざ腰を落ち着けるとなったとき、迷わずその席を選んだっていうことはありません?
阿:いや、それは突飛すぎるぜ。さっきまで僕は、ここに教室があることも知らなかったし。
ま:確かに、慣れている場所なら慣れている席に座るよね。
でも、阿良々木くんはこの場所には初めて来たって言ってるよ。どういうことだと思う?
た:うーん、昔じゃなくて、今の教室で座っている席だから座った、とか?
ま:残念。さっき神原が出てきたところでわかるけど、阿良々木くんの今の席は窓際だし。
た:えー、じゃあどういうこと?
ま:扇が「なんだかこの窓からの景色には見覚えがある気がする」って阿良々木くんが言っていたって言っているよ。
た:え、そんなこと言っていたっけ?
ま:実は言っていないんだ。でも、確かに、扇が扉を閉める前に目で壁の張り紙や窓を確認している描写はあるから、確認はしているみたい。
つまり、この教室は「視聴覚室の隣にあった教室」ではなくて、「阿良々木くんが1年生の時に入ったことのある教室」、突き詰めて言えば「1年生の時の自分の教室」ということになるんじゃないかな。
た:なんでそんな教室がいきなり現れたりするの?
ま:このストーリーは「怪異」がテーマだから、なんでもありなのさ。例えば、記憶に捕らわれていたらその教室が出現したりするのかもね。
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1年生の時の現代文の教科書が机の中から出てくる
た:阿良々木くんの名前が書いてあるね。
ま:つまり、これは真実阿良々木くんの1年生の時の机というわけだ。
た:じゃあ、この教室はさっき言った通り、阿良々木くんが1年生の時に過ごした教室が、視聴覚室の隣に突然現れた、ということ?
ま:そうだね。
その前に、「(そうだ、僕は何も思い出していない。だって、忘れたことなんてないのだから。あの出来事を、忘れられるはずがないのだから。)」って言っていて、この直前にあった溺れる描写の後で、阿良々木くんの反応が変わったね。
場所と出来事の記憶がリンクした感じ、と言えばいいかな。
扇は何か知っている?
阿:扇ちゃん、何か知っているの?
扇:私は何も知りませんよ。あなたが知っているんです。
た:いや、絶対扇は何か知っているでしょwww
ま:今までの言動で怪しいところいっぱいあるからね~。
言っていなかったことを「言っていた」って言ったり、初対面なのにいろいろ知っていたり。
7月15日
扇:この教室で7月15日、木曜日の午後6時あたりになにかがあったと。それはきっと無念なことだったのでしょう。
その無念がこうして、怪異という形で結実したに違いありません。
阿:(息を飲む阿良々木)
ま:自分から日付を確認したあたりで、もう確信があったんだろうね。
た:どんな確信?
ま:阿良々木くんが言う「あの出来事」は7月15日の出来事で、それがきっかけとなって怪異が発生しているという確信があったんだよ。
そこで扇に日付を聞いたところ、その通りの答えが返ってきて、息を飲んだというところかな。
阿:裁判とも言うべき学級会
ま:「あの出来事」とは1年生の7月15日に1年3組の教室で行われた学級会のことだ、ということがここでわかったね。

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